U値計算表

各部位の熱的境界を同一仕様でまとめ、各部位の仕様ごとの明細の一覧と計算した結果の外皮平均熱貫流率(UA)を作成します。

U値計算表を作成する

  1. 「U値計算表」をクリックします。
    ※ 確認画面が表示された場合は、「窓の取得日射熱補正・断熱仕様の確認画面が表示されたときは」を参照してください。
  2. 表の内容を確認して、「OK」をクリックします。
  3. 表の配置位置をクリックします。

メモ

  • 地域が8地域の場合、U値の基準値がないためU値計算表は不要です。「モード切替(断熱性能)」「U値計算表」をクリックすると、メッセージが表示され計算表が作成されません。
    詳しくは、「地域によるU値計算表・η値計算表の制御」を参照してください。
  • 「部位名」に表示される「C」「W南」など熱的境界の名称につく記号は、「専用初期設定:記号」で設定します。
    ※ 階間部の軒桁一般部、胴差一般部、土台一般部の境界記号には、「外壁」の記号(初期値:W)が使用されます。
    基礎については、評価方法が土間床等外周部と基礎壁を一体のときの400㎜を超える外壁、土間床等外周部と基礎壁を別々のときの基礎壁に「外壁」の記号(初期値:W)が使用されます。なお、一般部以外の軒桁、胴差、土台には、「軒桁」「胴差」「土台」で設定している記号が使用されます。
  • 「仕様」欄では同一仕様がまとめられ、「天井(1)」「外壁(1)」などの仕様番号は「仕様表」メニューの「仕様表(壁床等)」「仕様表(開口部)」「仕様表(基礎)」「仕様表(構造熱橋)」の仕様番号と同じになっています。
  • 専用初期設定:表」の「U値/η値表」タブにある「開口部[窓]表」を別に配置」がONの場合、U値計算表の下に開口部(窓)のU値計算表が配置されます。

    このとき、U値計算表の窓の仕様は「別紙参照」と表記されます。

    ※ 開口部(窓)のU値計算表のみ個別で配置する場合は、「ツール」メニューの「U値計算表 開口部[窓]」で配置します。
  • 二重窓の外窓に試験値、内窓に仕様値が設定されている場合、確認画面が表示されます。
    試験値と仕様値の組み合わせで算出しても認められるかどうかは、評価機関にご確認下さい。
  • 面積や熱貫流率などの丸めは、「専用初期設定:丸め」で設定します。
  • 新たに計算表を配置すると、既存の表は削除されます。
  • 計算表の文字高や書式は「専用初期設定:表」で設定します。文字の縦横比は「物件初期設定:CAD関連-文字・ハッチング」の「一般文字」の設定が連動します。
  • 表の大きさや各項目の幅を調整したいときは、計算表の属性ダイアログで各項目の数値を変更します。
    列幅自動設定
    ○○幅
    「列幅自動設定」がONのとき、表の文字が収まるように各項目の列幅を自動設定します。
    各項目の幅を調整したいときはOFFにして各項目の幅を設定します。
    このとき、文字列が収まらない場合は文字サイズを小さくして収まるように自動調整します。
    倍率表の大きさを変更します。
    表を拡大するときは倍率を大きく、縮小するときは倍率を小さくします。
    文字の大きさも合わせて拡大、縮小されます。
    ※ 文字の大きさを固定して表の大きさを変更するには、汎用コマンドの「変形」メニューの「伸縮」を使用します。
  • 計算表の文字のフォント、スタイルは「共通初期設定:フォント」の「表・タイトル」「表・項目」「表・文字」の設定が連動します。
  • 計算表の各データについては、「外皮平均熱貫流率を確認する」を参照してください。