外皮性能計算表
住宅の種類、断熱等の性能評価の判定、一次エネルギー算定条件、計算方法など外皮性能に関する計算表を作成します。
外皮性能計算表を作成するA562310_hnh_sec01
- 「外皮性能計算表」をクリックします。
※ 確認画面が表示された場合は、「窓の取得日射熱補正・断熱仕様の確認画面が表示されたときは」を参照してください。 - 表の内容を確認して、「OK」をクリックします。
- 表の配置位置(左上)をクリックします。
◆断熱等性能等級判定 | 断熱等の性能評価が不要な場合はOFFにします。 ONのとき、目標等級が4以上の場合、等級2、3は表示されません。 目標等級が3以下の場合、等級6、7は表示されません。 |
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◆一次エネルギー 消費量算定条件 |
一次エネルギー算定が不要な場合はOFFにします。 「モード切替(断熱性能)」がONのとき、初期値はOFFになります。 ※ ただし、共同住宅の場合、界壁・界床の外皮熱損失量は計上されません。 |
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計算方法 | 計算方法の表示が不要な場合はOFFにします。 ※「基礎等の熱貫流率」は、「専用初期設定:床・基礎」で設定した評価方法によって表示が変わります。 ※「窓の取得日射熱補正係数」は、熱的境界(建具)の「η値」の「補正」の設定によって表示が変わります。 「簡略法等」については、「取得日射熱の補正係数の条件を変更するには」の「簡略法等」の計算条件を参照してください。 計算条件によって入力した建具の計算方法が変わり、「窓の取得日射熱補正係数」の表記が変わります。
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計算基準年度 | 評価機関から省エネルギー計算の基準年度の記載を求められた場合、ONにします。 | |||||||||
令和6年基準 (Ver3.6) |
平成28年省エネ基準に準拠し、令和6年4月施行のエネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver.3.6を使用している場合 | |||||||||
令和5年基準 (Ver3.5) |
平成28年省エネ基準に準拠し、令和5年10月施行のエネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver.3.5を使用している場合 | |||||||||
令和4年基準 (Ver3.3) |
平成28年省エネ基準に準拠し、令和4年10月施行のエネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver.3.3を使用している場合 |
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令和3年基準 (Ver3) |
平成28年省エネ基準に準拠し、令和3年4月施行のエネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver.3を使用している場合 | |||||||||
平成28年基準 (Ver2.8) |
平成28年省エネ基準に準拠するデータを使用している場合 外皮性能計算表を作成すると、次の確認画面が表示されます。 令和4年4月より平成28年度基準のガラス仕様は使用できません。平成28年基準のガラス仕様が使用されていないことを確認して、Ver3.3の内容で計算した場合は「令和4年度(Ver3.3)基準」に変更してください。 |
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平成25年基準 |
平成25年省エネ基準に準拠するデータを使用している場合 外皮性能計算表を作成すると、下記のメッセージが表示されます。
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「クリップボードへコピー」 | 一覧のをクリップボードへコピーします。 コピー後、他のアプリケーションで貼り付けられます。 |
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「関連設定」 | ダイアログの項目に関連する初期設定を確認できます。 ツリーに「関連項目」が表示され、関連する分類項目が表示されます。 |
メモ
- 下記メッセージが表示された場合は、熱的境界(建具)に平成25年基準のガラス仕様が使用されています。
メッセージに表示されているガラス仕様を外皮性能計算で変更してください。 - 二重窓の外窓に試験値、内窓に仕様値が設定されている場合、ダイアログを開く前に確認画面が表示されます。
試験値と仕様値の組み合わせで算出しても認められるかどうかは、評価機関にご確認下さい。 - 面積や熱貫流率などの丸めは、「専用初期設定:丸め」で設定します。
- 新たに計算表を配置すると、既存の表は削除されます。
- 計算表の文字高は「専用初期設定:表」の「共通」タブで設定します。文字の縦横比は、「物件初期設定:CAD関連-文字・ハッチング」の「一般文字」の設定が連動します。
- 表の大きさや各項目の幅を調整したいときは、計算表の属性ダイアログで各項目の数値を変更します。
列幅自動設定 表の文字が収まるように各項目の列幅を自動設定します。
各項目の幅を調整したいときは、この項目をOFFにして、各項目の幅を設定します。
このとき、文字列が収まらない場合は文字サイズを小さくして収まるように自動調整します。項目名幅 各項目の幅を変更します。 基準値幅 「基準値」「設計値」「等級」の欄の幅を変更します。 倍率 表の大きさを変更します。
表を拡大するときは倍率を大きく、縮小するときは倍率を小さくします。
文字の大きさも合わせて拡大、縮小されます。
※ 文字の大きさを固定して表の大きさを変更するには、汎用コマンドの「変形」メニューの「伸縮」を使用します。 - 計算表の文字のフォント、スタイルは「共通初期設定:フォント」の「表・タイトル」「表・項目」「表・文字」の設定が連動します。
地域によるU値計算表・η値計算表の制御A562310_hnh_sec02
- 地域により、U値計算表、η値計算表が不要な場合があります。不要な場合は、外皮性能計算表の「設計値」は表示されません。
以下の表は、地域によるU値・η値の基準値、およびU値計算表・η値計算表の有無を記載したものです。
「-」は、全等級に基準値がありません。断熱等性能等級判定 一次エネルギー消費量算定条件 地域 U値基準値
(等級5の場合)η値基準値
(等級5の場合)U値計算表 η値計算表
(冷房期)U値計算表 η値計算表
(冷房期)η値計算表
(暖房期)1 0.40 - 必要 不要 必要 必要 必要 2 0.40 - 必要 不要 必要 必要 必要 3 0.50 - 必要 不要 必要 必要 必要 4 0.60 - 必要 不要 必要 必要 必要 5 0.60 3.0 必要 必要 必要 必要 必要 6 0.60 2.8 必要 必要 必要 必要 必要 7 0.60 2.7 必要 必要 必要 必要 必要 8 - 6.7 不要 必要 必要 必要 不要 - 次の確認画面は、基準値がない計算表を配置しようとしたときのものです。
断熱等性能等級の4地域には、η値の基準はないため、η値計算表は不要、
断熱等性能等級の8地域には、U値の基準はないため、U値計算表は不要です。
- 断熱等性能等級の8地域には、η値の2・3・7等級の基準値がないため、等級6が上限です。