U値計算表 開口部［窓］
ガラスの仕様も表記した開口部（窓）のみのU値計算表を作成します。
開口部（窓）のU値計算表を作成する
- 「ツール」メニューから「U値計算表 開口部［窓］」を選びます。
- 表の内容を確認して、「OK」をクリックします。
- 表の配置位置をクリックします。
メモ
- 地域が8地域の場合、U値の基準値がないためU値計算表は不要です。
「モード切替（断熱性能）」で「ツール」メニューの「U値計算表 開口部［窓］」をクリックすると、メッセージが表示され計算表が作成されません。
詳しくは、「地域によるU値計算表・η値計算表の制御」を参照してください。 - 内窓の評価方法が「計算式による」の熱的境界（建具）がある場合は、仕様名が「内窓付き 別表」となり、U値計算表
開口部［窓］と同時に内窓の別表を配置します。
別表の下部に内窓の計算式が表記されます。
内窓の評価方法が「外窓と内窓の組み合わせ仕様」の場合は、申請時にはサッシメーカー等が提供している二重窓の熱貫流率と日射熱取得率の組み合わせ表を添付してください。
評価方法の違いや計算についての詳細は、「「内窓付き」について」を参照してください。 - 二重窓の外窓に試験値、内窓に仕様値が設定されている場合、確認画面が表示されます。
試験値と仕様値の組み合わせで算出しても認められるかどうかは、評価機関にご確認下さい。
- 熱的境界（建具）の寸法区分が複数ある場合、表の一番右に「寸法区分」列を表記することができます。計算表の属性変更で「寸法区分」列の表記のON･OFFを切り替えることができます。
「寸法区分」列の表記の初期値は、「専用初期設定：表」の「U値/η値表」タブにある「建具寸法区分を表記」で設定できます。
ただし、「建具寸法区分を表記」がONの場合でも、寸法区分が全て同じ場合は「寸法区分」列は表記されません。
寸法区分が「物件初期設定－[建具]－[枠見付]の寸法区分より」のとき、左右・上・下それぞれの枠の押さえ位置が表記されます。
左右上下全てが外の場合は「外法」、全て内の場合は「内法」と表記されます。
- 「専用初期設定：表」の「U値/η値表」タブにある「開口部［窓］表を別に配置」がONの場合、
「一括」メニューの「表一括配置」「表連続配置」、
「U値計算表」でU値計算表を配置すると、同時に開口部（窓）のＵ値計算表も配置されます。 - 面積や熱貫流率などの丸めは、「専用初期設定：丸め」で設定します。
- 新たに計算表を配置すると、既存の表は削除されます。
- 計算表の文字高や書式は「専用初期設定：表」で設定します。文字の縦横比は「物件初期設定：CAD関連－文字・ハッチング」の「一般文字」の設定を参照します。
- 表の大きさや各項目の幅を調整したいときは、計算表の属性ダイアログで各項目の数値を変更します。
※「寸法区分」の列幅は「計算値幅」の列幅を参照します。列幅自動設定
○○幅「列幅自動設定」がONのとき、表の文字が収まるように各項目の列幅を自動設定します。
各項目の幅を調整したいときはOFFにして各項目の幅を設定します。
このとき、文字列が収まらない場合は文字サイズを小さくして収まるように自動調整します。倍率 表の大きさを変更します。
表を拡大するときは倍率を大きく、縮小するときは倍率を小さくします。
文字の大きさも合わせて拡大、縮小されます。
※ 文字の大きさを固定して表の大きさを変更するには、汎用コマンドの
「変形」メニューの「伸縮」を使用します。 - 計算表の文字のフォント、スタイルは「共通初期設定：フォント」の「表・タイトル」「表・項目」「表・文字」の設定を参照します。
- 計算表の各データについては、「外皮平均熱貫流率を確認する」を参照してください。