専用初期設定:準耐力壁等

準耐力壁等の各部の高さの初期値などを設定します。

準耐力壁等の寸法などを変更するには

準耐力壁、腰壁等(たれ壁・腰壁)の高さの初期値は、「準耐力壁等」で設定します。

準耐力壁とは、横架材間に面材が貼られておらず、横架材間で一部の力しか伝達できない壁を指します。
腰壁等とは、腰壁・たれ壁になっており、横架材間に面材が貼られておらず、横架材間で一部の力しか伝達できない壁を指します。

最大長さ 腰壁等(たれ壁・腰壁)とみなす最大長さを設定します。
横架材の内法寸法 「基準法モード」の「耐力壁」メニューの「準耐力壁等自動配置」や「準耐力壁等」で入力する準耐力壁等に使用します。
「物件-軒高より算定」ON 「物件初期設定-基準高さ情報」の各階の軒高、土台せいを参照して下記の算定式により算出します。
1階:1階軒高-土台せい-120mm
2階:2階軒高-105mm
※120、105mmは柱上部の横架材のせいに相当
「物件-軒高より算定」OFF 準耐力壁等の横架材内法寸法の初期値を階ごとに設定します。
下地貼高 準耐力壁等の下地貼高さの初期値を階ごとに設定します。「準耐力壁等」で入力する準耐力壁等に有効です。
開口高補正 平面図の開口部高さを準耐力壁等の算定用開口高として補正する場合は、ONにして「開口高」に補正時の高さを入力します。
平面図の開口部高さをそのまま使用する場合はOFFにします。
「準耐力壁等」で入力する準耐力壁等に有効です。

メモ

  • 開口高を補正した場合は、大きい値で丸められます。
    例えば、「腰高窓(中)以内」の値より大きく「腰高窓(大)以内」の値以下の開口高を補正した場合、算定用開口高は「腰高窓(大)以内」の値となります。
    なお、「掃出・ドア」の値以上の開口高の場合、算定用開口高は「掃出・ドア」の値となります。
  • 準耐力壁等の条件については、準耐力壁等の条件を参照してください。