専用初期設定:描画条件(1)
床小屋伏図に配置する部材の表現について設定します。
部材の塗り潰し色を変更するにはA612130_sb1_sec01
構造の種類別に部材を塗り潰す場合は、「塗り潰し」の「グループ別」をONにします。部材の配置状況や水平材の勝ち負けを確認しやすくなります。
「グループ別」がOFFの場合は柱と丸太のみ塗り潰しが可能で、「RGB」で塗り潰し色を変更できます。
メモ
- 「グループ別」がONのときの各部材の塗り潰し色については、「構造材をグループ別に色表示する」を参照してください。図面では、色のみの表示で素材は影響しません。
部材の端部表現を変更するにはA612130_sb1_sec02
部材の勝ち負けを強調した端部表現にする場合は、「梁・桁端部表現」の「逃げ」を選んで、逃げの長さを設定します。設定した長さ分、負け部材(伸び返り値がマイナス)の端部を短く描画します。
部材の長さ通りに描画する場合は、「通常(部材長)」を選びます。
部材の表現タイプを変更するにはA612130_sb1_sec03
「梁・桁材」「継手」で、各部材の表現タイプを選びます。
母屋 | 床梁・梁(床)・妻梁・小屋梁・敷梁・登り梁・梁(小屋) | 丸太 | 継手 |
メモ
- 「継手」の「サイズ」の設定は、「専用初期設定:土台・大引条件」の「基礎/土台」にある「継手表示の大きさ」と共通です。
基準レベルと異なる部材を強調表示するにはA612130_sb1_sec04
梁と桁材の高さ位置が基準レベルと異なるときに、部材にハッチングをかけて強調表現するかどうかは、「梁・桁材」にある「異レベルの強調表現」で設定します。
母屋下がりの軒桁や和室の床梁など、その階で基準とするレベルと異なる部材を強調表現すると、高さの違いを一目で確認できるようになります。
高い時 | 基準レベルより高い位置にある部材を強調表現するときはONにして、ハッチングのパターンを選びます。 |
低い時 | 基準レベルより低い位置にある部材を強調表現するときはONにして、ハッチングのパターンを選びます。 |
増減値 | 基準レベルからの高さの差を表記するときはONにして、表記文字のサイズを設定します。 |
メモ
- 各階の基準レベルは、1階は土台上端、2階以上は軒高を基準とします。
- 母屋は、強調表現の対象外です。