断面寸法設定
「専用初期設定:断面寸法」の設定に従って、部材の断面寸法(幅・せい)を再設定します。
対象となる部材は、軒桁、敷梁、桁、妻梁、小屋梁、梁、間仕切桁、胴差、床梁、跳ね出し梁です。
スパン表から断面寸法を再設定するA612406_dsp_sec01
「専用初期設定:断面寸法」の「断面寸法を考慮する」「スパン表」がともにONの場合、部位や材長を基準に、受ける柱や梁の関係などを考慮したスパン表から断面寸法を再設定します。
スパン表の考え方やスパン表マスタの登録については、「スパン表マスタ」を参照してください。
- 「アシスト」メニューから「断面寸法設定」を選びます。
- 断面寸法を設定する部材を選択します(選択方法:要素範囲)。
- 対象の部材が見つかると「断面寸法情報」ダイアログが開き、スパン表から算出した断面寸法が「選出後の属性」にセットされます。
- 確認または変更して「適用」をクリックすると、選択している部材の断面寸法が変更されます。
複数の対象部材を選択した場合は、次の部材のダイアログが開きます。
現在の属性 | 選択している部材の、現在の幅・せいを表示します。 |
算出後の属性 | スパン表から算出した幅・せいを表示します。変更も可能です。 |
算出条件 | スパン表から算出するときに使用した材長や荷重、欠損などの条件を表示します。 |
以降の部材を算出設定 | 複数の対象部材を選択した場合に表示されます。以降のすべての部材を、スパン表から再設定した断面寸法に一括変更します。 |
適用 | 「算出後の属性」の断面寸法に変更します。 |
キャンセル | 「現在の属性」の断面寸法のままにします。 |
中止 | 複数の対象部材を選択した場合に、以降の処理を中止します。直前まで「適用」をクリックした部材の変更は有効です。 |
メモ
- 断面寸法を再設定する部材を選択してからコマンドを実行しても構いません。
簡易設定から断面寸法を再設定するA612406_dsp_sec02
「専用初期設定:断面寸法」の「断面寸法を考慮する」「簡易設定」がともにONの場合、スパンの長さと、梁・柱を受けるかどうかの条件から断面寸法を再設定します。
- 「アシスト」メニューから「断面寸法設定」を選びます。
- 断面寸法を設定する部材を選択します(選択方法:要素範囲)。
対象部材の断面寸法が再設定されます。
メモ
- 断面寸法を再設定する部材を選択してからコマンドを実行しても構いません。
木造構造材マスタから断面寸法を再設定するA612406_dsp_sec03
「専用初期設定:断面寸法」の「断面寸法を考慮する」がOFFの場合、木造構造マスタで設定した各部材の断面寸法に再設定します。部材の長さに関わらず断面寸法は一定になります。
- 「アシスト」メニューから「断面寸法設定」を選びます。
- 断面寸法を設定する部材を選択します(選択方法:要素範囲)。
- 確認画面で「はい」をクリックすると、対象部材の断面寸法が再設定されます。