専用初期設定:作成条件
矩計図・断面図に作図する条件を設定します。
矩計図
断面図

作図の表現を変更するにはA430120_skj_sec01
「描画条件」の各項目を設定します。
建具 | ||
開き勝手 | 建具の見付けで開閉方向がわかるように描きます。![]() | |
ペアガラス表現 | 建具の断面でペアガラスでることがわかるように描きます。ベアガラスでない場合、この項目がONでもペアガラスで表現しません。 | |
見付け方向(躯体・建具) | 切断面から指定した方向にある躯体や建具を描画します。ONのとき、描画する部品の種別を指定できます。 OFFの場合は、切断面にある躯体、建具のみを描画し、部品は描画しません。 | |
円弧分割線 | 断面形状が円、または円弧であることがわかるように横からの見付面に分割線を描きます。![]() | |
カーテン | 平面図に入力されているカーテンを描きます。 | |
斜線制限 | 切断線の位置で、配置図 1面の敷地で設定した斜線制限線を描きます。 ※ 矩計図・断面図に斜線制限線を描画するために、配置図で立面図用斜線位置を入力する必要はありません。 | |
吊木・吊りボルト |
天上の吊木、吊りボルトを描きます。天井が野縁有り、または野縁の天端と胴差の下端に空きがある場合に作図されます。 「専用初期設定:躯体-断面設定」の「描画方法」が「自動描画」のみに作図します。 ※ 矩計図のみの項目です。 | |
仕上(仕様) | 各仕上の仕様を引き出し線付きで描きます。 ※ 矩計図のみの項目です。 ![]() | |
植木・植栽 | 配置図(1面)に入力されている樹木、植栽を描きます。 ※ 断面図のみの項目です。 |
メモ
- 「円弧分割線」をONにしたとき、始点と終点の高さが異なる円弧の手摺壁において、部分的に円弧分割線が描画される場合があります。
- 「円弧分割線」がOFFでも、以下のシンボル等には円弧分割線が描画されます。
・手摺の形状が「丸」
・丸型ポーチ柱に仕上が設定されていない(「仕上」がOFF)
・丸型ポーチ柱の束石
・円柱(つみき)などのハッチングが「無地」
・螺旋階段の手摺と壁
・螺旋踊場とその手摺と壁

部品を作図するにはA430120_skj_sec02
入力されている部品(3Dカタログ部品・AM部品)の見付表現を作図するには、「部品」の作図する対象の分類の項目をONにします。
「描画条件」の「見付け方向(躯体・建具)」がOFFのときは設定できません。
メモ
- 断面図では、「エクステリア」「景観装飾」「屋根」の部品も作図できます。

仕上表の仕様の数を変更するにはA430120_skj_sec03
「仕上」メニューの「内部仕上表」「外部仕上表」で作表する1項目あたりの仕上の仕様の数を変更するには、「仕上」の「仕上表表示項目数」を設定します。

階段の作図表現を設定するにはA430120_skj_sec04
「階段」の各項目を設定します。
直行階段の段数を描画する | 直行階段の段数を描きます。 |
直行階段の寸法を描画する | 直行階段の蹴上と踏面の寸法を描きます。 |
見付直行階段を点線で描画する | 直行階段の切断位置より見えがかりとなる直行階段を点線で描きます。 |

軒天に通気口の見切り線を描くにはA430120_skj_sec05
※ 矩計図のみの項目です。
「軒天の通気見切」の各項目を設定します。
壁際 | 外壁側に軒天の通気見切を描きます。 |
軒先 | 軒先側に軒天の通気見切を描きます。 |

省令準耐火構造の仕様で描画するにはA430120_skj_sec06
※ 矩計図のみの項目です。
省令準耐火構造の仕様で、壁と天井の取り合い部分を表現したいときは、「ファイヤーストップ」の「屋根下外壁」「屋根下間仕切壁」「一般外壁」「一般間仕切壁」をONにして、「内壁仕上を梁まで上げる」「天井位置に木材配置」から施工方法を選びます。
内壁仕上を梁まで上げる
内壁仕上を梁部分まで張り上げるように表現します。
メモ
- 「専用初期設定:躯体-矩計設定」の「描画方法」が「伏図読込」のときも同様に、床小屋伏図の梁(床)、桁(床)、胴差、床梁、間仕切桁(床)、軒桁、妻梁、梁(小屋)、間仕切桁(小屋)まで、内壁仕上を張り上げるように表現します。
- 出荷時のビニールクロスなどは仕上厚「0㎜」、下地厚「12.5㎜」であるため、上図のように1つの厚みで梁まで張り上げられた表現となりますが、仕上厚が設定された内壁仕上を使用している場合は、次のように内壁仕上の下地材が張り上げられた表現となります。
天井位置に木材配置
壁と天井の取り合い部分にファイヤーストップ材を配置します。「木材せい」にファイヤーストップ材のせいを設定します。
メモ
- 階段下の壁については、ファイヤーストップ材は配置されません。
※ 壁の属性変更ダイアログの「階段下」がONになっているもの