専用初期設定:自動
「自動」を実行したときに読み込むデータや処理する内容について設定します。

自動処理時に読み込むデータを変更するにはA520140_sjd_sec01
「読込対象」で読み込むデータをONにします。
すべてのチェックをOFFにした場合でも、部屋、柱、壁、建具などは自動処理時に読み込まれます。

採光・換気・排煙区画を自動作成するにはA520140_sjd_sec02
平面図の部屋データから採光・換気・排煙区画を自動作成するときは、「区画」の「自動作成」をONにします。
このとき「居室のみ」をONにすると、平面図の部屋属性で「居室」がONになっている部屋のみを採光・換気・排煙区画として自動作成します。

有効建具を自動設定するにはA520140_sjd_sec03
自動処理時に建具の有効面積を自動設定して有効面積表を作成するときは、「有効建具」の「自動設定」をONにします。

有効建具の算出で樋の出を考慮するにはA520140_sjd_sec04
軒先側の樋の出を考慮して採光を計算するときは、「有効建具」の「樋の出考慮」をONにします。
このときの軒先側とは、屋根線属性が「軒先」になっている箇所を指します。また、樋の出には、「物件初期設定:屋根」の「樋の出」の値が使用されます(屋根伏図の樋データは関係しません)。

建具の有効面積を低減するにはA520140_sjd_sec05
「有効建具」の「低減寸法(左右)」「低減寸法(上下)」に低減する数値を入力します。
欄間付きや連窓など建具形状が複数の開口部に分かれている場合、無目や方立も建具の一部と考慮して有効面積を計算するときは、「簡易数式」の「採光」「換気」「排煙」で考慮する対象をONにします。

採光計算に使用する用途地域・建物用途を変更するにはA520140_sjd_sec06
採光の必要面積や有効面積を算出するときに使用する用途地域や建物用途は、「採光関係」で設定します。
用途地域 | 「物件初期設定:性能・地域条件-建築物事項」の「用途地域」を参照して自動的に割り当てられます。 |
建物用途 | 建物の用途を選びます。 |
ここでの設定により、「専用初期設定:法規(採光)」の係数を使用して、採光の必要面積や有効面積が算出されます。