
専用初期設定:屋根・天井
外皮となる屋根と天井の仕様の初期値を設定します。各熱的境界データの入力時や自動配置するデータの初期値になります。

屋根と天井の仕様の初期値を変更するにはA560160_sty_sec01
屋根の構造別、天井のタイプ別に熱的境界の仕様を選択します。
屋根の構造は屋根伏図で入力した屋根、天井タイプは平面図で入力した部屋の天井仕上を参照します。
- 各部位のセルをダブルクリック、またはセルをクリックして「設定」をクリックします。
- 「熱的境界仕様選択」ダイアログで「境界グループ」を選び、仕様を選択します。
※「熱的境界仕様選択」ダイアログには「専用初期設定:仕様」で登録した仕様が表示されます。
メモ
- 「熱的境界仕様選択」ダイアログの「編集」をクリックすると、熱的境界の仕様の移動や構成材料の変更が可能になります。ここで変更すると、「専用初期設定:仕様」に登録されている内容が変更されます。
- 「専用初期設定:自動配置条件」の「屋根・天井」の「屋根断熱」がONのときは「■屋根仕様」の熱的境界、「天井断熱」がONのときは「■天井仕様」の熱的境界が自動配置されます。
- 「■屋根仕様」の「部材」にある「屋根(木)」「屋根(RC)」などは、屋根の属性変更ダイアログにある「構造」をもとに自動配置します。
- 「■天井仕様」の「部材」にある「天井(木天下地)」などは、天井仕上のタイプ(天井仕上マスタで設定)をもとに自動配置します。

バルコニーの断熱方法を変更するにはA560160_sty_sec02
「■バルコニー仕様」で、バルコニー下部の部屋に自動配置される熱的境界の仕様を屋根仕様にするか、天井仕様にするかを設定します。
「自動配置」でバルコニー下部の部屋領域に天井仕様を自動配置するときは、「下部の断熱方法」の「天井断熱」をONにします。屋根仕様を自動配置するときは、「屋根断熱」をONにします。
メモ
- 屋根断熱と天井断熱では、バルコニー部分に自動配置される熱的境界(壁)の位置、壁の高さが異なります。