区画入力(個別)/区画入力(一括)
部屋に対して、採光、換気、排煙別の区画を入力します。

個別に部屋を指定して区画を入力するA520350_kkb_sec01
「区画」メニューから「区画入力(個別)」を選びます。
- 「区画」ダイアログで、入力する区画に割り当てるモード(採光、換気、排煙)を選びます。
- 1つの閉領域にまとめる部屋領域をクリックして、ポップアップメニューの「OK」をクリックします。
メモ
- 採光、換気、排煙のいずれかの区画が設定されている部屋は指定できません。区画を再設定するときは、既存の区画を削除してから設定し直します。
- 上階が吹抜の場合、区画の天井高には吹抜の天井高が考慮されます。

区画を一括入力するA520350_kkb_sec02
現在開いている階のすべての部屋に対して、採光、換気、排煙区画を一括で入力します。
「区画」メニューから「区画入力(一括)」を選びます。
「専用初期設定:チェック対象」の「判定の対象」と、「専用初期設定:自動」の設定をもとに、区画が自動作成されます。
メモ
- 上階が吹抜の場合、区画の天井高には吹抜の天井高が考慮されます。

区画の属性を変更するA520350_kkb_sec03
入力した採光、換気、排煙区画を属性変更すると、次のダイアログが表示されます。
対象 | 採光判定、換気判定、排煙判定の対象にするときは、各対象をONにします。 | |
部屋名 | 区画の部屋名を表示します。 | |
区画床面積 | 区画の床面積を設定します。 | |
採光 | 必要面積係数 | 必要面積係数を表示します。指定した「建物用途」により、「専用初期設定:法規(採光)」の「建物用途設定」の値が連動します。 |
必要面積 | 区画の床面積に対する必要開口面積を表示します。 必要面積 = 区画床面積 × 必要面積係数 |
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用途地域 | 用途地域を選択します。初期値には、「物件初期設定:性能・地域条件-建築物事項」の「用途地域」が連動します。 | |
建物用途 | 建物の用途を選択します。初期値には、「専用初期設定:自動」の「採光関係」の「建物用途」が連動します。 | |
換気 | 必要面積係数 | 必要面積係数を表示します。初期値には、「専用初期設定:法規(換気排煙)」の「換気計算」の「必要面積係数」が連動します。 |
必要面積 | 区画の床面積に対する必要開口面積を表示します。 必要面積 = 区画床面積 × 必要面積係数 |
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排煙 | 必要面積係数 | 必要面積係数を表示します。初期値には、「専用初期設定:法規(換気排煙)」の「排煙計算」の「必要面積係数」が連動します。 |
必要面積 | 区画の床面積に対する必要開口面積を表示します。 必要面積 = 区画床面積 × 必要面積係数 |
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天井高 | 部屋床高から天井までの高さを設定します。 | |
排煙有効高 | 排煙の有効部分を天井からの高さで設定します。初期値には、「専用初期設定:法規(換気排煙)」の「排煙計算」の「排煙有効高」が連動します。![]() ※天井高さが3m以上の場合、排煙有効高は床面から2.1m以上かつ天井高さの1/2以上となります。 |
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床高増減 | 床高増減をFL基準で設定します。 | |
判定 | 選択している区画の区画判定表を表示します。 | |
部屋取得 | 部屋属性を変更した場合、変更後の部屋属性に関する値をすべて取り込むときにクリックします。 |
メモ
- 上階が吹抜の場合、区画の天井高には吹抜の天井高が考慮されます。また、直上階の吹抜部分に有効な建具が入力されている場合、直下階に取り込んで有効建具として登録されます。
- 直上階の部屋属性で床仕上がOFFのとき、下階から吹抜として認識されます。
- 直上階の吹抜部分の建具が直下階に登録された場合、下階側でこの建具を属性変更しても上階平面図には連動しません。