布基礎/ブロック基礎/コーナー基礎
布基礎、ブロック基礎を入力します。また、基礎のコーナー部にハンチを入れます。

布基礎を入力するA610370_kss_sec01
「基礎」メニューから「布基礎・ブロック基礎」の「布基礎」を選びます。
- 「布基礎」ダイアログの「設定形状」で入力する基礎のタイプを選びます。
「専用初期設定:布基礎」の9タイプの設定が連動します。 - 部材の形状、小口オフセット、鉄筋などを変更するときは、「>>」をクリックして各項目を設定します。
- 布基礎の始点、終点をクリックします(入力方法:線分)。
メモ
- 立上りの偏心距離に、最小値(立上り幅/2のマイナスの値)より小さい値、または最大値(立上り幅/2)より大きい値を入力したときは、最小値または最大値が設定されます。
- 立上り、フーチングを偏心した布基礎を鏡像複写した場合は逆に偏心します。つまり、偏心距離が(-)のときは入力方向の右側に、(+)のときは左側に偏心します。
- フーチングの線種は、「専用初期設定:描画条件」の「布基礎類フーチング」にある「表現」で設定します。
- 入力した布基礎は、
「図面化」または「ツール」メニューの「布基礎包絡」で包絡処理できます。
- 布基礎を削除する部分に、アンカーボルト、ホールダウン用アンカーボルト、コーナー基礎(ハンチ)、換気口、基礎パッキンがある場合は、これらの部材も自動的に削除されます。

ブロック基礎を入力するA610370_kss_sec02
「基礎」メニューから「布基礎・ブロック基礎」の「ブロック基礎」を選びます。
「専用初期設定:ブロック基礎」の設定が連動します。- 部材の形状、鉄筋などを変更するときは、「ブロック基礎」ダイアログの「>>」をクリックして各項目を設定します。
- ブロック基礎の始点、終点をクリックします(入力方法:線分)。
メモ
- 立上りの偏心距離に、最小値(立上り幅/2のマイナスの値)より小さい値、または最大値(立上り幅/2)より大きい値を入力したときは、最小値または最大値が設定されます。
- 立上りを偏心したブロック基礎を鏡像複写した場合は逆に偏心します。つまり、偏心距離が(-)のときは入力方向の右側に、(+)のときは左側に偏心します。

「布基礎」ダイアログの機能A610370_kss_sec04
「形状」「捨コン・砕石」タブ
部材の各寸法を設定します。
各項目については、「布基礎の形状を設定するには」を参照してください。
下端基準 | 「立上り高」「天端高」を変更する場合に、下端高を変更しないときはONにします。OFFのときは天端を基準にして変更されます。 「下端基準」がONの場合、「立上り高」を変更したときは「天端高」が自動調整され、「天端高」を変更したときは「立上り高」が自動調整されます。 ![]() |
「詳細」タブ
ハンチ | 基礎にハンチを付けるときは、「対象」の「左側」「右側」で付ける方向をONにします。入力方向に対して左側か右側かを判断します。 |
高さ | ハンチの高さを設定します。 |
下端高 | 捨コンからハンチの下端までの高さを設定します。 |
幅 | ハンチの幅(フーチングからの出幅)を設定します。 |
パッキン考慮 | 基礎パッキンを考慮して配置するときはONにします。このとき、布基礎の立上り高が「厚さ」分、低くなって配置されます。 ※「物件初期設定:基準高さ情報」の「基礎パッキン厚」の設定が連動します。 |
厚さ | 基礎パッキンの厚さを設定します。 |
気密 | 気密パッキンの場合はONにします。 |
「鉄筋」タブ
鉄筋を配置するときは「鉄筋配置」をONにして、「シングル」または「ダブル」を選択します。
各項目については、「シングル配筋のときの鉄筋を設定するには」「ダブル配筋のときの鉄筋を設定するには」を参照してください。
メモ
- シングル配筋で主筋本数が「2」の場合は、異なる径の組み合わせも選択できます。このとき、「太筋外側」で太い径の鉄筋をどちら側に描画するか設定します。
「断熱」タブ
布基礎の立ち上がり部分に断熱材を配置するときは「左側」「右側」で付ける方向をONにします。入力方向に対して左側か右側かを判断します。
下端高 | 断熱材の下端からフーチング上端までの距離を設定します。 |
厚さ | 断熱材の厚さを設定します。 |
メモ
- 断熱材の天端は、モルタルの天端です。
- 断熱材の厚さや表現は、「専用初期設定:断熱」の「基礎立上り部」の設定が連動します。

「ブロック基礎」ダイアログの機能A610370_kss_sec05
「形状」「捨コン・砕石」タブ
部材の各寸法を設定します。
各項目については、「ブロック基礎の形状を設定するには」を参照してください。
下端基準 | 「立上り高」「天端高」を変更する場合に、下端高を変更しないときはONにします。OFFのときは天端を基準にして変更されます。 「下端基準」がONの場合、「立上り高」を変更したときは「天端高」が自動調整され、「天端高」を変更したときは「立上り高」が自動調整されます。 ![]() |
「鉄筋」タブ
鉄筋を配置するときは「鉄筋配置」をONにして、配筋を設定します。
各項目については、「配筋を設定するには」を参照してください。