鉛直荷重(外壁)/鉛直荷重(内壁)/鉛直荷重(妻壁)
構造計算の地震力の算定などで使用する外壁、内壁、妻壁の鉛直荷重を入力します。
鉛直荷重で使用する固定荷重(線荷重を除く)は、「初期設定:固定荷重」で設定します。実務で使用する場合は、必ず建築基準法施行令第84条などを参照し、建物の仕上がどの種別に当てはまるか判断した上で、建物実状に合わせた荷重を入力してください。

外壁・内壁を入力するA630570_gai_sec01
建物の外周部には外壁荷重、建物内部には内壁荷重を入力します。建具や開口部がある位置にも、外壁荷重、内壁荷重を入力してください。
「荷重」メニューから「鉛直荷重(外壁)」または「鉛直荷重(内壁)」を選びます。
- 「固定荷重」で使用する荷重を「共通」「その他壁1~4」から選びます。
「共通」の場合、外壁荷重のときは「初期設定:固定荷重」の「○階外壁」、内壁荷重のときは「初期設定:固定荷重」の「内壁」の荷重が使用されます。 - 壁荷重の始点と終点をクリックします。
※ 入力方向は、どちらからでもかまいません。
メモ

妻壁荷重を入力するA630570_gai_sec02
小屋の妻壁となる箇所には外壁が存在します。片流れや切妻のように妻壁がある場合には、妻壁の位置に鉛直荷重を入力します。このとき、妻壁の形状を考慮する必要はありません。
「荷重」メニューから「鉛直荷重(妻壁)」を選びます。
- 「固定荷重」で使用する荷重を「共通」「その他壁1~4」から選びます。
「共通」の場合、妻壁の固定荷重には「初期設定:固定荷重」で設定した1つ下の階の外壁荷重が使用されます。
・ 3階建ての小屋伏図に入力した妻壁 →「3階外壁」の固定荷重を使用
・ 3階建ての3階伏図に入力した妻壁 →「2階外壁」の固定荷重を使用
・ 3階建ての2階伏図に入力した妻壁 →「1階外壁」の固定荷重を使用 - 妻壁荷重の始点と終点をクリックします。
※ 入力方向は、どちらからでもかまいません。 - 同様に、残りの妻壁荷重を入力します。