鉛直荷重(バルコニー)/鉛直荷重(ベランダ)/鉛直荷重(その他)
構造計算の地震力の算定などで使用するバルコニーやベランダの鉛直荷重を入力します。
鉛直荷重で使用する固定荷重(線荷重を除く)は、「初期設定:固定荷重」で設定します。実務で使用する場合は、必ず建築基準法施行令第84条などを参照し、建物の仕上がどの種別に当てはまるか判断した上で、建物実状に合わせた荷重を入力してください。
「荷重」メニューから「鉛直荷重(バルコニー)」または「鉛直荷重(ベランダ)」「鉛直荷重(その他)」を選びます。
- 「見付用高さFL 上」「見付用高さFL 下」で見付の高さを設定します。
見付用高さFL 上 FLから上部分の見付の高さを設定します。 見付用高さFL 下 FLから下部分の見付の高さを設定します。 - ここでは、入力方法が「矩形」であることを確認します。
- 荷重の領域を指定します。
メモ
- 外観見付は、鉛直荷重の外壁、屋根形状、バルコニー(ベランダ、その他)をもとに自動作成されます。これらの領域を変更した場合は、外観見付も再作成する必要があります。
- 「見付用高さ」「壁仕上げ厚」は、
「外観」メニューの「見付X」「見付Y」で見付面を自動作成するときに影響します。
- バルコニー床の固定荷重には、「初期設定:固定荷重」の「バルコニー」の固定荷重が使用されますが、ここで手摺を考慮していない固定荷重の場合は、
「荷重」メニューの「線荷重」で手摺部分に線荷重を入力してください。
- 「鉛直荷重(その他)」は、床荷重、バルコニー、ベランダ以外にかかる鉛直荷重を入力したいときに使用します。
「床荷重」の領域に重ねて入力しても、「鉛直荷重(その他)」が優先されて床荷重は加算されません。 - 「壁仕上げ厚」の初期値は、「初期設定:外力設定」の「見付面積算定用」にある「壁仕上げ厚」で設定します。