地盤面算定表
確認申請書に必要な地盤面算定表・算定図を作成します。
地盤面算定表は、建築物が周囲の地面と接する各位置の高さより平均地盤面の高さを算出します。平均地盤面高さを算出するには、図面に敷地と建物区画が入力されている必要があります。
地盤面算定表を作成するA260315_hji_sec01
- 「表」メニューから「地盤面算定表」を選びます。
- 「地盤面算定表」ダイアログが開きます。ダイアログで各区間の算定用地盤面積とその合計、建物区画の周長を確認します。
これらの数値から、地盤面の平均高さを求めます。 - 「OK」をクリックします。
- 表の配置位置をクリックします。
メモ
- 建物区画が複数ある場合は、コマンド実行後に建物区画を選択します。
- 地盤面算定の基準をBMにする場合は、「専用初期設定:丸め・マーク設定-設定2」の「高さ表記」の「地盤面算定基準をGL±0にする」をOFFにします。
- 0.81㎡以下の建物区画は、地盤面算定の計算対象外です。
- 高低差が3mを超える場合、3m以内ごとの平均地盤高を割り出す必要がありますが、3m以内ごとの算定には対応していません。3mを超える高さのままで平均高さを算定しています。
- 地盤面算定表・地盤面算定図の丸め・小数桁数、フォント、文字高など
地盤面算定図(高さ表記) 丸め・小数桁数 「物件初期設定:CAD関連-単位」の【寸法表記】の「丸め」を使用します。 高さの単位 「物件初期設定:CAD関連-単位」の【寸法表記】の「単位」が有効です。 フォント 寸法線は、「共通初期設定:フォント」の「寸法線」を使用します。
高さ表記、符号は、「共通初期設定:フォント」の「一般文字」を使用します。文字高 寸法線は、「物件初期設定:CAD関連-文字・ハッチング」の「一般文字」を使用します。
高さ表記、符号は、「物件初期設定:CAD関連-寸法・引出線」の【寸法線】を使用します。地盤面算定図(展開図) 丸め・小数桁数 「専用初期設定:丸め・マーク設定-設定2」の「地盤面算定」の「合計面積・距離」で設定します。 距離の単位 m表記(プログラム固定) フォント 「共通初期設定:フォント」の「表・タイトル」「表・項目」「表・文字」で設定します。 文字高 「専用初期設定:表レイアウト」の「地盤面算定」タブの「文字高さ」で設定します。
ここで、列幅、行高なども設定します。地盤面算定表(距離、区間面積、合計面積、周長) 丸め・小数桁数 「専用初期設定:丸め・マーク設定-設定2」の「地盤面算定」で設定します。 単位 距離はm表記(プログラム固定)、面積は㎡表記(プログラム固定) フォント 「共通初期設定:フォント」の「表・タイトル」「表・項目」「表・文字」で設定します。 文字高 「専用初期設定:表レイアウト」の「地盤面算定」タブの「文字高さ」で設定します。
ここで、列幅、行高なども設定します。
「地盤面算定表」ダイアログの機能A260315_hji_sec02
建物区画に高さ情報を描画 | 図面に建物区画と敷地と接する各位置の高さを描画したいときは、ONにします。 |
各点高さ表記の記号(○枠・□枠・枠なし)は、「専用初期設定:丸め・マーク設定-設定2」の「高さ表記」にある「BM表記」で設定します。 | |
物件情報の地盤面高さに反映 | 算定した地盤面の平均高さを「物件情報(分類:情報)」の「地盤高」に反映したいときは、ONにします。 「物件初期設定:基準高さ情報」の「地盤面を考慮する」をONにして、GL+地盤面の高さを基準に斜線制限をチェックするときの高さとなります。 |
丸め方表記 | 面積、合計(面積、周長)の設定されている丸め方法を表の下に表記します。 すべての項目の丸め方法が同じ場合 一部の項目の丸め方法が異なる場合 |