底盤スラブの計算ダイアログ
「底盤スラブの計算」ダイアログでは、べた基礎ごとに長期荷重時の計算を行うために必要な材(長さ、スラブ厚、鉄筋など)を設定して、判定を確認します。
基礎梁に囲まれた矩形のべた基礎に対して計算を行います。L字型べた基礎でも、領域面積が最大矩形面積の90%を超える場合は矩形とみなして計算されます。

共通の項目A630870_kkt_sec01
画面上部 | |
タイトル1 タイトル2 |
計算書の1行目、2行目に表記するタイトルを入力します。 |
設計条件計算書 | 建物概要や使用材料、設計荷重など、梁と基礎の計算書以外の指定した計算書をプレビュー表示します。印刷も実行できます。![]() |
計算書プレビュー | 選択している基礎の計算書をプレビュー表示します。印刷も実行できます。 |
画面下部 | |
確認済チェック | 選択している基礎に確認済みの印を付けます。ONにすると、「部材算定結果」ダイアログの「結果」が「未」→「済」になります。 |
更新 | 個別計算で変更した内容を更新します。 |
更新登録 | ![]() |
追加登録 | ![]() |
閉じる | 「底盤スラブの計算」ダイアログを閉じます。「更新」または「更新登録」を実行していない場合、変更した内容は破棄されます。 |
前へ/次へ | 「部材算定結果」ダイアログの一覧に表示されている次の基礎、または前の基礎の個別計算データを表示します。「更新」または「更新登録」を実行していない場合、変更した内容は破棄されます。 |
軸力表 | 選択している基礎の「軸力表」「軸力図」の計算書をプレビュー表示します。印刷も実行できます。 ※ 汎用計算の場合は表示されません。 |
基礎反力図 | 選択している基礎の「接地圧の検定」「基礎反力図」の計算書をプレビュー表示します。印刷も実行できます。 ※ 汎用計算の場合は表示されません。 |

【底盤スラブの設定】A630870_kkt_sec02
支持条件 | 矩形底盤スラブ各辺の支持条件を選択します。姿図に反映されます。外周部に接する通りは「ピン」、スラブに接する通りは「固定」になります。 支持条件により、端部・中央の曲げモーメント計算式が変わります。 |
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短辺長さLx 長辺長さLy |
底盤スラブの短辺方向の長さ、長辺方向の長さを入力します。 | |
跳出し長さL | 「支持条件」が「片持ち」のときに表示されます。支持されている側の端から反対側の端までの長さを入力します。 | |
スラブ厚 | 底盤スラブの厚さを入力します。 | |
重心距離(上) 重心距離(下) |
主筋の中心から上方向、下方向のコンクリート面までの距離を入力します。 | |
配筋 | シングル配筋かダブル配筋かを設定します。「ダブル」を選択した場合は、短辺方向と長辺方向の上下に配筋されます。 | |
短辺方向 長辺方向 |
鉄筋 上端 鉄筋 下端 鉄筋 |
べた基礎の短辺方向、長辺方向に配筋する鉄筋の径を選択します。「配筋」が「ダブル」の場合は、上端と下端別に設定します。 |
ピッチ 上端 ピッチ 下端 ピッチ |
べた基礎の短辺方向、長辺方向に配筋する間隔を設定します。「配筋」が「ダブル」の場合は、上端と下端別に設定します。 |

【荷重の設定】A630870_kkt_sec03
設計接地圧σе | 個別計算で使用する接地圧を1㎡あたりで入力します。 「設計用重量取得」をクリックすると、「基礎設計用重量」ダイアログから建物重量の計算結果をもとに値をセットできます。 なお、初期値は、長期荷重時の軸力により計算された接地圧がセットされます。 |
有効地耐力Fе' | 1㎡あたりの有効な地耐力です。「初期設定:物件情報」の「許容地耐力(長期)」から自動計算されます。 ※ 有効地耐力fe’=許容地耐力fe-24×スラブ厚 |

【計算結果】A630870_kkt_sec04
スラブ厚の検討 | 「初期設定:構造計算条件1」の「スラブ厚検定を行う」がONのとき、スラブ厚の検定結果を表示します。 |
短辺端部(下) 短辺中央(上) 長辺端部(下) 長辺中央(上) |
底盤スラブの端部と中央部の計算結果です。 「判定」が「NG」のときは、「必要配筋」に同じ鉄筋径による必要配筋(最小ピッチ)が表示されます。 |
主筋端部(下) | 「支持条件」が「片持ち」のときに表示されます。 「判定」が「NG」のときは、「必要配筋」に同じ鉄筋径による必要配筋(最小ピッチ)が表示されます。 |