フーチングの計算ダイアログ
「フーチングの計算」ダイアログでは、布基礎のスパンごとにフーチング部における長期荷重時の計算を行うために必要な材(幅、せい、根入れ深さなど)を設定して、判定を確認します。
なお、偏心布基礎のねじりモーメントに対する検討はできません。

共通の項目A630880_kkf_sec04
画面上部 | |
タイトル1 タイトル2 |
計算書の1行目、2行目に表記するタイトルを入力します。 |
設計条件計算書 | 建物概要や使用材料、設計荷重など、梁と基礎の計算書以外の指定した計算書をプレビュー表示します。印刷も実行できます。![]() |
計算書プレビュー | 選択している基礎の計算書をプレビュー表示します。印刷も実行できます。 |
画面下部 | |
確認済チェック | 選択している基礎に確認済みの印を付けます。ONにすると、「部材算定結果」ダイアログの「結果」が「未」→「済」になります。 |
更新 | 個別計算で変更した内容を更新します。 |
更新登録 | ![]() |
追加登録 | ![]() |
閉じる | 「フーチングの計算」ダイアログを閉じます。「更新」または「更新登録」を実行していない場合、変更した内容は破棄されます。 |
前へ/次へ | 「部材算定結果」ダイアログの一覧に表示されている次の基礎、または前の基礎の個別計算データを表示します。「更新」または「更新登録」を実行していない場合、変更した内容は破棄されます。 |
軸力表 | 選択している基礎の「軸力表」「軸力図」の計算書をプレビュー表示します。印刷も実行できます。 ※ 汎用計算の場合は表示されません。 |
基礎反力図 | 選択している基礎の「接地圧の検定」「基礎反力図」の計算書をプレビュー表示します。印刷も実行できます。 ※ 汎用計算の場合は表示されません。 |

【フーチングの設定】A630880_kkf_sec01
B:フーチング幅 D:せい b:立上り幅 t:フーチング厚 |
姿図を参照して、各部の寸法を入力します。 |
L:跳ね出し長さ | 「B:フーチング幅」「b:立上り幅」から逆T字型として自動計算します。偏心している場合は、直接数値を入力してください。 |
dt:重心距離(下) | フーチング部の主筋の重心からフーチング下端までの距離を入力します。 |
Df:根入れ深さ | 地上からフーチング下端までの深さを入力します。 |
ベース筋径 | フーチング部の主筋に使用する鉄筋の径を選択します。 |
ベース筋ピッチ | フーチング部の主筋を配筋する間隔を設定します。 |

【荷重の設定】A630880_kkf_sec02
設計用重量使用 | 基礎設計用重量(床面積1㎡当たりの建物重量)を使うときはONにします。「設計用重量取得」をクリックすると、「基礎設計用重量」ダイアログから建物重量の計算結果をもとに値をセットできます。 OFFのときは上部重量を使用します。 ※ 基礎伏図の場合は「初期設定:計算条件」の「基礎設計用重量を参照する」がONのとき、「フーチングの計算」ダイアログの「設計用重量使用」がONになります。 |
建物重量 | 「設計用重量使用」がONのとき、1㎡当たりの建物重量を入力します。「設計用重量取得」をクリックして、「基礎設計用重量」ダイアログの【布基礎の建物重量】の「採用」で値をセットできます。 |
負担幅 | 「設計用重量使用」がONのとき、建物重量を負担する幅を入力します。 |
上部重量 | 「設計用重量使用」がOFFのとき、上部重量を入力します。 |
基礎長 | 「設計用重量使用」がOFFのとき、上部重量を負担する基礎の長さを入力します。 |
1階床 | 「設計用重量使用」がOFFのとき、1階床の固定・積載荷重を入力します。初期値は「初期設定:固定荷重」の「1階床」と、「初期設定:積載荷重」の梁、柱、基礎用の「1階床」の合計がセットされます。 |
1階床負担幅 | 「設計用重量使用」がOFFのとき、1階床荷重の負担幅を入力します。 基礎にかかる床荷重(耐力壁区画)があれば、その接する区画の中から最大の短辺の1/2を負担幅とします。基礎梁の両側とも床荷重を負担する場合は、負担幅を加算します。 ※「初期設定:計算条件」の「基礎設計用重量を参照する」がOFFの場合は、グリッドの基本ピッチの1/2が基礎梁片側の負担幅になります。 |
単位長さ当たり | 基礎にかかる1mあたりの上部建物重量です。「設計用重量使用」がONのときは「建物重量 × 負担幅」、OFFのときは「上部重量 ÷ 基礎長 + 1階床 × 1階床負担幅」の式よりセットされます。 |
基礎立上り重量 | 布基礎の立ち上がり部の1mあたりの重量です。「b:立上り幅 ×(D:せい - Df:根入れ深さ)×24 」の式よりセットされます。 ※ b、D、Dfの単位:m |
W(kN/m) | フーチング部にかかる荷重の合計です。「単位長さ当たり + 基礎立上り重量」の式よりセットされます。 |

【接地圧の検討 計算結果】【ベース筋の検討 計算結果】A630880_kkf_sec03
【接地圧の検討 計算結果】では、「設計接地圧 / 有効地耐力」の検定結果を表示します。
【ベース筋の検討 計算結果】では、フーチングの曲げモーメントに対する検定結果を表示します。