建具見付編集
建具の形状や絵柄など建具のディテールを編集するには、「特別編集」メニューの「建具見付編集」を使用します。
メモ
- 建具を選んでからコマンドを実行、もしくは右クリックして「建具見付編集」を選んでもかまいません。また、コマンドコレクションからも選ぶことができます。
建具をデザインするM650170_ttm_sec01
次図の建具を例に解説します。
- 「外枠」をクリックして、建具をクリックします。
外枠は、建具の外側に付きます。
次図は、入力モード「枠属性一括配置」で4辺に外枠を取り付けたものです。 - 「無目・方立」をクリックして、無目の位置をクリックします。
次図は、入力モードの「既存参照配置」で、上枠から間隔を指定して無目を配置したものです。 - 同様に、「無目・方立」で方立を付けます。
次図は、入力モードの「縦横配置」で「縦横任意」をONにして、任意の位置に方立を配置したものです。 - 「建具区画」をクリックし、入力モードが「新規」であることを確認して、引き違いなど種別を設定します。
次図は、「種別」を「引き違い」、「本体参照(ガラス・パネル)」をON、「枚数」を「4」に設定したものです。 - 続けて、「建具区画」のプロパティの「種別」を「倒し」に変更して、建具区画をクリックします。
- 「絵柄編集」をクリックします。
区画が1つの場合は「絵柄」ウィンドウが開きます。区画が複数の場合は編集する区画をクリックします。 - 「建具領域」などで引き違い部分の絵柄を編集します。
- 「絵柄」ウィンドウの「閉じる」をクリックして、確認画面で「はい」をクリックします。
- 同様に、「絵柄編集」をクリックして、倒し部分の絵柄を編集します。
- 倒し部分のように同じ絵柄となる区画が複数ある場合、設定した絵柄を他の区画にコピーするには、「建具区画」の「コピー」を使用します。
(操作については、「区画・絵柄をコピーするには」を参照) - 作成した建具は、「登録・更新」でテンプレートに登録できます。
メモ
- 編集対象の建具だけを確認したいときは、「対象部材のみColorを使用する」をONにします。編集対象以外の仕上のデザインや取り合いを確認したいときはOFFにします。
- 「登録・更新」で登録するテンプレートには、次図の状態が登録されます。
建具編集と建具見付編集の違いM650170_ttm_sec02
「建具編集」と「建具見付編集」の違いは、以下の通りです。
内容 | |
3D・断面・平面ビューで建具周辺の状況を考慮して編集したいときに使用します。ただし、3つのビューがあるため、大型プロジェクトでは表示に時間がかかる場合があります。 | |
建具の形状や絵柄が決まっていて、建具周辺の状況を考慮する必要がないときに使用します(断面ビューのみで操作)。「領域プラス・マイナス」は使用できません。 |