床面積・見付面積設定
床面積設定では、地震力に対する必要壁量を算出するための床面積の入力、壁釣り合い診断の必要壁量を算出するための側端部分面積の入力を行います。
見付面積設定では、風力に対する必要壁量を算出するための見付面積を入力します。
床面積設定を開くA514000_jym_sec01
壁量計算から床面積設定を開いて、壁量計算で使用する床面積を入力します。
木造壁量計算の場合
1物件に、建築基準法と性能表示の2種類の床面積を持つことができ、次のコマンドをクリックして開くウィンドウで入力します。
各ウィンドウでは、自動配置されるオーバーハングの面積区画が異なります。
床面積設定を開く(基準法) | 建築基準法に則った床面積を入力するウィンドウを開きます。 「床面積自動配置」では、次のようになります。 ・1階床面積にオーバーハング、ポーチ、バルコニーの面積は含みません。 ・2階床面積に吹抜の面積を含むので、個別に修正が必要です。 |
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床面積設定を開く | 性能評価基準の床面積を入力するウィンドウを開きます。 「床面積自動配置」では、次のようになります。 ・1階床面積にオーバーハング、バルコニー、外部部屋のポーチの面積を含みます。シンボル入力したポーチの面積については、個別に入力が必要です。 ・2階床面積に吹抜の面積を含みます。 |
メモ
- 木造壁量計算の「基準法モード」の各コマンドでは、使用する床面積を選択できます。
- 木造壁量計算の「性能表示モード」の各コマンドでは、「床面積設定を開く」で入力した床面積を使用します。
基準法 | 「床面積設定を開く(基準法)」で入力した床面積を使用します。 |
性能表示 | 「床面積設定を開く」で入力した床面積を使用します。 |
2×4壁量計算の場合
1物件に持てる床面積は1種類で、「床面積設定を開く」をクリックして開くウィンドウで入力します。
「床面積自動配置」で自動配置される床面積は、木造の「床面積設定を開く」と同様です。
見付面積設定を開くA514000_jym_sec02
壁量計算の「基準法モード」の「見付面積設定を開く」をクリックして、見付面積設定を開きます。
見付面積設定では、風力に対する必要壁量を算出するための見付面積を入力します。
メモ
- 見付面積設定を開いたときに表示される方向(X方向またはY方向)は、壁量計算の「専用初期設定:面積設定初期条件」の「オープン方向」の設定が有効です。
機能一覧A514000_jym_sec03
床面積設定
設定 | 床面積設定の初期値を設定します。 | |
戻る | ウィンドウを開いたまま、元のプログラムに戻ります。 | |
床面積自動配置 | 平面図の部屋領域を参照して、床面積区画を自動配置します。 | |
床面積(矩形)
床面積(円) 床面積(弓型) 床面積(多角円形) |
地震力に対する必要壁量を算出するための床面積区画を入力します。 | |
床面積確認 | 作業階の床面積を確認します。 | |
「釣合」メニュー | 側端部分面積自動 | 壁釣り合い診断の必要壁量を算出するための側端部分面積を自動配置します。 |
側端部分面積 | 側端部分面積を入力します。 | |
属性変更 | データの属性を確認または変更します。 | |
「ツール」メニュー | 部屋線自動配置 | 平面図のデータを参照して、部屋線の位置に補助線を自動配置します。 |
床面積求積図読み込み | 配置図の床面積求積図で入力されている床面積区画を読み込みます。 | |
上階物置等複写 | 上階に入力されている「物置等」の床面積を読み込みます。 | |
面積符号再設定 | 面積の符号(番号)を変更します。 | |
床面積設定複写 | 同階の基準法または性能表示用の床面積を作業階に複写します。 |
見付面積設定
設定 | 見付面積設定の初期値を設定します。 | |
戻る | ウィンドウを開いたまま、元のプログラムに戻ります。 | |
「方向変更」メニュー | 方向変更 Y
方向変更 X |
見付面積の入力方向を変更します。 |
「階変更」メニュー | 階変更 3階
階変更 2階 階変更 1階 階変更 地下1階 |
見付面積の入力階を変更します。 |
見付面積自動配置 | バック表示されている向きの立面図データを参照して、各階の見付面積を自動配置します。 | |
見付面積(矩形)
見付面積(円) 見付面積(弓型) 見付面積(多角円形) |
風力に対する必要壁量を算出するための見付面積を入力します。 | |
見付面積確認 | 入力方向の見付面積を確認します。 | |
属性変更 | データの属性を確認または変更します。 | |
「ファイル」メニュー | 立面図バック図面変更 | バック表示されている立面図の面を変更します。 |