建具ダイアログ
入力する建具を設定します。または、入力した建具を別の建具に変更するときに設定します。
※クイック建具入力時は、建具ダイアログが開きません。
※クイック建具を入力した場合は、「属性変更」で建具ダイアログを開いて設定できます。
コマンド/ダイアログの開き方A210464_nyu_sec00
建具の入力ダイアログ
建具入力バーON時
3Dカタログモード
※建具入力バーは、「表示」メニューの「建具入力バー」で、ONとOFFを切り替えます。
※建具が登録されているマスタは「3Dカタログモード」以外に「Archi Masterモード」「ZERO専用マスタモード」があります。どのマスタを使用するかは、物件初期設定の「マスタ環境」-「共通マスタフォルダ」で設定されています。ツールバーの「建材マスタモード切替」で使用するマスタのモードを変更することもできます。
建具の属性変更ダイアログ
建具入力ダイアログの機能A210464_nyu_sec00
建具を入力するときのダイアログです。
基本設定
柱芯ピック | 建具の始点・終点を指定するとき、柱がある場合、自動的に柱の芯にピックします。入力点が柱芯からずれることを防ぐことができます。 |
材質 | 建具の材質が表示されます。 |
モニタ(外・内) | 建具の絵柄を表示します。モニタをクリックすると「建具詳細」ダイアログで登録内容を確認できます。 |
建具変更 | 建具を選びなおします。 |
カラーバリエーション | 建具に異なる色が登録されている場合に、「カラーバリエーション選択」ダイアログで「外観色」「内観色」の組み合わせの色を選択します。 |
内観 | 建具の内側の色を設定するときはONにして、色を設定します。 カラーバリエーション固定の建具の場合は設定できません。 |
建具取付に関する設定
【サッシ窓】 |
【戸】 |
【欄間付き建具】 |
鴨居高参照 | 窓のときに設定できます。自動的に窓高または鴨居高に合わせるときは、ONにします。窓の取付高を任意に設定したいときはOFFにして、「基準」「取付高」を設定します。 |
部屋床高参照 | 戸のときに設定できます。戸を自動的に部屋床高に合わせる場合は、ONにします。なお、2部屋の間にある戸の場合、床高の高いほうに合わせます。 戸の取付高を任意に設定したいときはOFFにして、「基準」「取付高」を設定します。 |
「窓」でも掃き出し窓(3Dカタログ:テラス、Archi Master:「掃き出し窓」ON)の場合は、「部屋床高参照」が表示されます。 | |
「鴨居高参照」「部屋床高参照」の初期値は、「物件初期設定:建具-建具一括初期値」の「金・木戸の部屋床高参照」「金・木窓の鴨居高参照」で設定します。 | |
基準 取付高 |
「基準」で取付基準を選択して、「取付高」に基準位置から建具までの高さ(±)を設定します。 |
無目・上端 | 欄間付き建具のときに設定します。 「無目」のとき、 建具の窓高基準を無目の下端にします。 「上端」のとき、 建具の窓高基準を欄間の上端にします。 |
建具形状に関する設定
【サッシ窓】 |
【戸】 |
【欄間付き建具】 |
【AM建具の台形(異型)】 |
【AT建具の三方枠】 |
【AT建具の連立窓】 |
【AT建具の四角出窓】 |
取付区分 | 建具の取付方法(半外付、外付など)が表示されます。建具の属性変更時に変更できます。 外部建具を取り付ける壁が木造真壁以外(大壁)の場合
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芯・面からオフセットしたいときは、属性変更で「取付区分」から「芯オフセット」「面オフセット」を選び「取付オフセット」で変更します。 | |||||||||||||||||||||||||||
引戸タイプ | 片引戸、2枚引戸、3枚引戸、引分戸のときに、タイプを「通常」「外付」「引込」から設定します。
※ 「取付種別」が「半外付け(アウトセット)」「外付け(アウトセット)」の片引戸、引分戸のときには無効です。 ※ 次のように建具枠が作成されている場合は、建具の入力時の初期値は「通常」となります。入力または属性変更時に手動で変更してください。 |
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寸法体系 | 建具の寸法体系が表示されます。 ・3Dカタログ建具は、「新寸法」のみです。 ・AM建具の寸法体系が「新寸法(内法基準)」「従来寸法(外法基準)」の場合は、「新寸法」「従来寸法」と表示されます。 ・寸法区分(左右枠、上枠、下枠の順)の内外が表示されます。内法基準の場合は「(内内内)」と表示されます。 ・AT建具の場合は「未区分」と表示されます。 |
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欄間高 | 欄間ありの建具のときに、欄間ありにする場合はONにします。 | ||||||||||||||||||||||||||
勾配指定 | AM建具の台形(異型)のときに、斜め部分の勾配を変更する場合は、ONにして勾配を設定します。屋根の勾配に合わせたい場合に有効です。 |
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台形(異型)を、勾配指定で登録にした場合、初期値がONになります。高さ指定で登録した場合はOFFになります。 | |||||||||||||||||||||||||||
アーチ | AT建具の三方枠(金属その他-三方枠)のときに、三方枠の形状をアーチ型にするときはONにします。 |
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無目見付 | 「欄間高」がONのときに無目見付の幅を設定します。 |
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建具高 | 建具高を設定します(初期値は、マスタに登録されている建具高)。 | ||||||||||||||||||||||||||
「物件初期設定:建具-入力モード・逃げ」の「絵柄変更時高さを取得しない」がOFFの場合、「建具変更」で建具を変更すると、選択した建具の建具高がセットされます。「建具高」を変更したくないときは、ONにしてください。 | |||||||||||||||||||||||||||
建具幅 | 建具幅を設定します(初期値は、マスタに登録されている建具幅)。ただし、寸法固定の建具、入力点補正が「1・---・2」のときは設定できません。 | ||||||||||||||||||||||||||
方立見付 | AT建具の連窓など方立があるときに、方立の見付を設定します。 |
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出窓の出 | AT建具の四角・台形出窓、ボウウィンドウのときに、出窓の出(枠の外法)を設定します。 |
その他形状・情報に関する設定
【室内建具の片引戸アウトセット】 |
【金属の片開き戸】 |
【雨戸引違】 |
【面格子付き引違】 |
壁開口しない | 木製のアウトセット建具の場合に設定できます。 ONの場合、建具によって壁を開口しません。 |
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床面まで壁開口 | 木製建具の場合に設定できます。 ONの場合、開口は建具の下端ではなく床面まで開口されます。 ※「壁開口しない」がONのときは設定できません。 ※ コーナー引戸には設定できません。 |
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枠一体型 常時開放 壁埋込 |
金属製の片開き、両開き戸(AM建具の両開き戸を除く)で、材質が「スチール」「ステンレス」の場合に設定できます。 防火戸を表現する場合は、「枠一体型」をONします。 「常時開放式」がONの場合、扉が開いた状態の立体を表現できます。このとき、建具の属性ダイアログの「開き」で任意の角度を設定できます。OFFの場合は、15度単位(15度~90度)で設定します。 |
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雨戸 | 雨戸付き建具のときに設定します。雨戸(金属その他)のときは設定できません。 |
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面格子 | 面格子付き建具、「建具」メニューの「面格子一括配置」で設定された面格子のときに設定します。 |
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等級情報 | 建具の性能等級を確認します。 ガラス別に性能等級を設定しているため、「ガラス種類」の設定されているガラスによって等級情報は異なります。 |
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ガラス種類 | マスタに登録されているガラスの種類を変更します。ガラス別に性能等級が設定されています。 ガラス種類は、建具表、外皮性能計算、温熱環境計算、建具記号、建具性能表などに影響します。 ※3Dカタログマスタの玄関ドア・引戸にも仕様値もしくは試験値等があります。 ※ガラス種類の初期値は、「物件初期設定:建材マスタ」の「初期ガラスタイプ」で設定します。 ※「性能」欄の●をダブルクリックして、ガラスの性能等級を確認できます。 2023年4月から断熱性能のランクが4段階から6段階に変更されました。 |
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※「試験値等」の一覧に表示されている仕様は、メーカー公開の試験値または計算値が使用され、外皮性能計算で使用する各付属部材の熱貫流率が登録されています。
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※AM建具の場合は、ガラス別の積算情報も設定されています。 |
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積算情報 | マスタに登録されている積算情報を確認します。 3DC建具は、単価マスタを使用しません。 AM建具の場合は、選択したガラス種類の積算情報が表示されます。また、積算集計マスタの「部屋・建具」タブの「AM建具」にある「単価マスタを使用しない」「単価マスタを使用する」によって異なります。 |
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平面不出力 | 建具の平面データを出力しない場合は、ONにします。平面データは「線種:点線」「ペンNo:不出力」で描画されます。 なお、不出力にした場合も立体作成は行われます。 |
建具属性ダイアログの機能A210464_nyu_sec01
「属性変更」で建具を開いたときのダイアログです。
額縁色・平面詳細・矩計に関する設定
【「平面詳細・矩計設定」の「外側」「内側」の「額縁」がON】 |
額縁色 | 「平面詳細・矩計設定」の「外側」「内側」にある「額縁」がONのときに設定できます。立体表現で使用する内外の額縁の素材を選択します。
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平面詳細・矩計設定 | 平面詳細図・矩計図で表現する建具枠や額縁などの詳細を設定します。 |
飾り・属性に関する設定
【玄関ドア】 |
【室内建具の片開きドア】 |
【勝手口引戸】 |
【片引戸アウトセット】 |
飾り枠 | 飾り枠は、建具の取付区分が「半外付け」または「外付け」のときに設定できます。飾り枠付きの建具にするときは、ONにします。 |
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タイル枠 | タテ貼タイル付きの建具形状にするときは、ONにします。 |
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水切 | 金属製の窓や戸に水切を付けるときは、ONにします。
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ペアガラス | ガラスをペアガラス属性にするときは、ONにします。 平面図では表現されません。平面詳細図では専用初期設定によりペアガラス表現で描画できます。 |
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玄関建具 | 金属戸の引違戸、片開き戸、両開き戸が、部屋属性の「玄関建具」がONの部屋に入力された場合、自動的にONに設定されます。 | ||||||||
【玄関建具が影響する箇所】
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アウトセット | 片引き戸、引き分戸のアウトセット部分に枠を取り付けます。 「枠タイプ」ボタンをクリックして、取り付ける枠タイプを選択します。 |
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枠タイプ | 「アウトセット」にチェックが付いているときに表示されます。 「枠タイプ」ボタンをクリックすると、「アウトセット枠形状」ダイアログが開きます。
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金属枠 | 木製窓、木製戸の枠を金属製にするときは、ONにします。木製にするときはOFFにします。 | ||||||||
ガラス半透明 | 建具のガラスの透過率を下げて表現する場合は、ONにします。透過率はプログラム固定です。 |
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部屋タイプが 「玄関」「便所」「浴室(ユニットバス)」「浴室(在来)」「脱衣所」「洗面所」「共有ホール・廊下」「共有階段」 の部屋に建具を入力すると、自動的にONになります。 | |||||||||
L型 | 開き戸のとき、戸枠の形状をL型(戸あたり一体型)に変更するときは、ONにします。 この設定は、「平面詳細・矩計設定」で設定する「枠パターン」と同様です。 |
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半壁に巾木 | 片引戸、引分戸の半壁に巾木を付けないときは、OFFにします。 |
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開き | 図面に描くドアの開き角度を設定します。 建具の入力時は、物件初期設定の「建具」-「建具本体」にある「開き戸角度」で設定されている角度になります。 |
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壁開口しない | 木製のアウトセット建具の場合に設定できます。 ONの場合、建具によって壁を開口しません。 | ||||||||
床面まで壁開口 | 木製建具の場合に設定できます。 ONの場合、開口は建具の下端ではなく床面まで開口されます。 ※「壁開口しない」がONのときは設定できません。 ※ コーナー引戸には設定できません。 |
枠見付・枠見込など表現に関する設定
【サッシ窓】 |
【店舗内装引戸】 |
【2×4 木製片引戸(枠タイプ)】 |
左右枠見付 上枠見付 下枠見付 |
左右の枠、上枠、下枠の見付を設定します。 |
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建具に下枠を付けるときは、「下枠見付」をONにします。 この設定は、平面図の建具表現には影響しませんが、平面詳細図の下枠表現で描画されます。 ※敷居・鴨居が有効な場合は下枠見付チェックは表示されず、下枠が平面詳細図に描画されます。 ※アウトセット引戸は下枠見付チェックは表示されず、上枠が平面詳細図に描画されます。 ※対象建具種類について 【AM・3Dカタログ建具】2枚引違戸、3枚引違戸、4枚引違戸、片引戸、2枚引戸、3枚引戸、引分戸、折戸、両折戸、伸縮戸、2~8枚可動間仕切 【3Dカタログ】コーナー引戸 【AT建具】R・引分戸 |
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鴨居見付 敷居見付 |
鴨居、敷居の見付を設定します。 |
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木壁厚 2×4壁厚など |
建具を取り付けている、壁の種別と壁厚を表示します。 壁の厚さは、配置した壁属性の「壁厚」を参照しています。建具の入力後に、壁の厚さを変更した場合は、「属性」メニューの「建具一括設定」または「ツール」メニューの「建具開口処理」で壁厚を取得してください。 |
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枠見込 | 枠の見込を設定します。
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枠見込欠幅 |
この設定は、2×4壁に木製片引き戸や引分け戸が入力されていて、引戸タイプが「通常」「外付」で、内外どちらかの額縁の材質が「枠タイプ」の場合に表示されます。 片引き戸や引分け戸の枠を壁面から内側に取り付ける場合はONにして、壁面からの枠までの逃げを設定します。 |
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固定部厚 | 片引き戸や引分け戸の固定壁(半壁)の厚さを設定します。 | ||||
引込幅 |
引き戸の引込部分の幅を設定する場合はONにして、幅を設定します(建具枠見付は含みません)。 ONのときは、自動的にCADデータの引込部分の実寸値がセットされます。 OFFの場合、引込部寸法設定がされているときは、マスタで設定されている建具幅と引込部の比率で引込幅を表現します。 |
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取付オフセット |
「取付区分」が「芯オフセット」「面オフセット」の場合に、躯体外側のラインから建具(芯または内側面)までのオフセット値を設定します。
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建具記号・建具性能に関する設定
【サッシ窓】 |
内障子 | サッシの内側に取り付ける障子を選択します。「建具」で「サッシ」の「内窓」を取り付けた建具には設定できません。 内障子を設定すると、「日射遮蔽措置」に「和障子」がセットされます。 |
記号 | 建具に記号を描くには、この項目をONにします。 |
描かれている建具記号の内容を変更するには、「編集」をクリックします。 「建具記号」ダイアログが開くので、編集する項目のボタンをONにします。 建具記号にセットする項目は、「物件初期設定:建具-記号寸法」で設定します。「備考(属性)」「品名(名称)備考(属性)」を設定している場合は、空白がセットされますので備考の内容を入力します。 |
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日射遮蔽措置 | 建具の日射遮蔽措置を設定します。 初期値は「なし」に設定されますが、内障子付きの場合は「和障子」となります。 |
カーテンシンボルの入力によって、日射遮蔽措置は変更されません。 | |
建具性能表への連動は、「専用初期設定:申請-建具性能表」の「項目設定2」タブの「日射遮蔽措置」の設定が影響します。 また、外皮性能計算や温熱環境計算条件の熱的境界(建具)の「ガラス装飾」に連動します。 |
初期値に関する設定
初期値取込 | 飾り枠、タイル枠の取付、ベアガラス有無や、枠、鴨居の見付の幅、等級情報、ガラス種類など、建具入力時の初期値に戻します。 以下から初期値が取り込まれます。
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平面詳細・矩計図での表現を変更するにはA210464_nyu_sec02
建具属性ダイアログの「平面詳細・矩計設定」をクリックします。
下枠戸あたり | 「下枠見付」がONのときに設定できます。開き戸の下枠が付くとき、下枠に戸あたりを付けるときは、ONにします。 | |||||||||||||
枠パターン | 木製建具、金属建具(開き戸や折戸など)の場合に設定可能です。引違い、片引きなどの金属製引戸の場合は「玄関建具」のときに設定可能です。 開き戸の場合は、扉厚と戸あたりの形状を設定します。引違い、片引きなどの引戸の場合は、扉厚と敷居のレールタイプを設定します。 |
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RC | 「壁構造」が「RC壁」「ALC壁」「CB壁」の場合に、躯体の逃げ、だきの設定、水勾配などを設定します。
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額縁 | 建具の外側、内側に額縁を付けるときは、【外側】【内側】の「額縁」をONにします。 | |||||||||||||
四方 三方 下部のみ |
額縁を取り付ける位置を「四方」「三方」「下部のみ」のいずれかをONにします。 | |||||||||||||
材質 | 額縁の材質(アルミ製、スチール製、木製、ケーシング、枠タイプ、付柱タイプ、ステンレス製)を設定します。 | |||||||||||||
枠一体 | 「材質」が「木製」のときに設定可能です。木製の枠と額縁を一体化して表現するときはONにします。 |
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見付無効 | 「枠一体」がONのとき、額縁の見付を表現しないときはONにします。 片引戸、引分戸、コーナー引戸の方立に付く額縁も「見付無効」ONで枠一体化します。 |
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額縁見付 枠チリ 壁額縁チリ |
額縁の材質が「アルミ製」「スチール製」「木製」「ステンレス製」のときの額縁の見付を設定します。 |
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ケーシング見付 ケーシング出 |
額縁の材質が「ケーシング」のときに見付を設定します。 ケーシングのチリなどは、「形状」をクリックして「ケーシング形状設定」ダイアログで詳細を設定します。 |
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枠見付 | 額縁の材質が「枠タイプ」のときに見付を設定します。 |
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付柱見付 | 額縁の材質が「付柱タイプ」のときに見付を設定します。「付柱」をクリックして「付柱設定」ダイアログで高さと下端高を設定します。 |
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長押せい | 長押のせいを設定します。長押の下端幅は 30㎜固定、上端幅は 15㎜固定です。 |
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仕上厚 下地厚 下地オフセット |
建具が入力されている位置の外壁仕上の仕上厚、下地厚、下地オフセットがセットされます。 各値を変更すると、建具もその仕上や下地の位置に合わせて描画されます。 |
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壁仕上を変更して仕上厚・下地厚が変更された場合、建具属性にもこれらの情報を反映する必要があります。反映するには、「属性」メニューの「建具一括設定」、または「壁・床仕上」メニューの「壁仕上再作成」で「全範囲(階指定)」を実行します。 | ||||||||||||||
断熱材厚 | 壁仕上に断熱材が設定されているときに、その断熱材の厚さを考慮する場合はONにして、断熱材厚を設定します。 |
「枠パターン」ダイアログの機能A210464_nyu_sec03
建具属性ダイアログの「平面詳細・矩計設定」をクリックして開いたダイアログの「枠パターン」をクリックして開くダイアログです。
開き戸の場合
左右枠 | 「戸あたり別枠型」「戸あたり一体型」をクリックして、左右枠の形状を選びます。 |
扉厚 | 扉の厚さを設定します。 |
戸あたり | 戸あたりの幅、出、厚さを設定します。 |
上下枠 | 「戸あたり有り」「戸あたり無し」「下枠無し」をクリックして、上下枠の形状を選びます。 |
上枠の戸あたりは、左右枠の「戸あたり」と同じ値で表現されます。 |
木製引戸の場合
扉厚 | 扉の厚さを設定します。 |
上下枠 | 「凹型」「V型」「レール無し」をクリックして、上下枠の敷居のレール形状を選びます。 |
「ケーシング形状設定」ダイアログの機能A210464_nyu_sec04
建具属性ダイアログの「平面詳細・矩計設定」をクリックして開いたダイアログの「額縁」の「材質」が「ケーシング」のときに表示される「形状」をクリックして表示されるダイアログです。
ケーシングの形状について設定します。
(簡易型) | |
(L型) | |
(デラックス型) | |
面取り | 金属製建具でL型・デラックス型の場合に設定可能です。 ケーシングに面取りを設定したい場合はONにして、面取りの値を設定します。 ただし、この値が有効なのは、L型のみです。デラックス型ケーシングの面取りは、「見付」「出」によって自動的に決まります(設定不可)。 |
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「付柱設定」ダイアログの機能A210464_nyu_sec05
建具属性ダイアログの「平面詳細・矩計設定」をクリックして開いたダイアログの「額縁」の「材質」が「付柱タイプ」のときに表示される「付柱」をクリックして表示されます。
次図は、戸の下端高が「FL+100㎜」のときの展開図とパースです。
付柱のFLからの下端高、付柱自体の高さを設定します。次図のように、付柱の下端を建具下端の位置に合わせたいときは「下端高」を取付高の位置に合わせます。