木造壁量計算

平屋・2階建て(延床面積が500㎡以下、高さ13mもしくは軒の高さが9m以下)の戸建木造軸組住宅について、基準法に関する壁量のチェック、壁の配置のチェック、接合部のチェック、性能表示に関する壁量のチェック、床倍率のチェック、接合部のチェックを行います。

メモ

  • 適用範囲については、「木造壁量計算の適用範囲」を参照してください。
  • 木造壁量計算および木造構造計算の梁基礎算定モードは、公益財団法人 日本住宅・木材技術センターの「木造建築物電算プログラム認定」を取得しています。
     認定番号:電算P07-01
     名称:ARCHITREND ZERO 性能表示-構造 Ver1.2
  • 性能表示の構造チェックを行うフローや操作手順については、操作マニュアル「木造壁量計算・構造計算(基礎梁)編」を参照してください。

機能一覧

木造壁量計算

設定 壁量計算に必要な条件を設定します。
耐震等級設定
耐風等級設定
耐積雪等級設定
現在設定されている、構造に関する住宅性能の各項目の目標等級を表示しています。
基準法モード
性能表示モード
基準法に関するチェック、性能表示に関するチェックを切り替えます。
基準法モード
耐力壁モード
伏図モード
データの表示を切り替えます。
一括自動 床面積・見付面積の設定から耐力壁の配置まで、一括して自動で行います。
面積自動設定 全階の床面積と全方向の見付面積を自動設定します。
床面積設定を開く(基準法) 建築基準法の床面積を設定します。
床面積設定を開く 性能評価基準の床面積を設定します。
見付面積設定を開く 風力に対する必要壁量を算出するための見付面積を設定します。
自動立上 平面図の部屋線、柱、壁などのデータを読み込んで、耐力壁を自動配置します。
管柱 壁量計算の結果、追加する必要のある管柱を入力します。
「耐力壁」メニュー 耐力壁 耐力壁を入力、または削除します。
耐力壁編集 入力されている耐力壁の取り付け方向と位置を変更します。ダブルの筋かいは、描画方向のみ変更できます。
「面積」メニュー 床面積図(基準法)
床面積表(基準法)
基準法の床面積の算定図と面積表を作成します。
床面積図
床面積表
性能表示の床面積の算定図と面積表を作成します。
見付面積図
見付面積表
見付面積の算定図と面積表を作成します。
「壁量」メニュー 必要壁量算定表
存在壁量算定表
壁量判定表
凡例
基準法に関する必要壁量算定表、存在壁量算定表、壁量判定表、耐力壁の凡例を作成します。
「壁診断」メニュー 壁配置診断基準位置 壁配置診断の基準位置を任意の位置に設定します。設定した位置は、重心算定表、剛心算定表で表示される距離の基準になります。
重心・剛心・壁心 重心、剛心、壁心の位置にマークを自動配置します。
偏心率算定表 偏心率を算出して、算定表を作成します。
壁配置診断表 重心・剛心・壁心の位置、耐力壁、床面積、部屋データを参照して壁配置診断を行い、診断表を作成します。
「釣合」メニュー 壁釣り合い図
側端部分床面積表
側端部分必要壁量算定表
側端部分存在壁量算定表
壁釣り合い判定表
基準法に関する壁釣り合い図、側端部分床面積表、側端部分必要壁量算定表、側端部分存在壁量算定表、壁釣り合い判定表を作成します。
「接合」メニュー 柱接合部チェック自動設定 柱(1、2階)のデータを参照して通り番号を配置し、柱の柱脚・柱頭、胴差と通し柱の接合部の仕様を自動設定します。
柱接合部判定表 柱の柱頭・柱脚の接合部の仕様の判定結果を確認します。
金物一括変更 柱の柱頭・柱脚の接合部に取り付けている金物を一覧表示し、まとめて変更します。
HD金物整合化 上下階の同じ位置の柱に同じホールダウン金物を設定します。
軸組モニタ 壁量計算から指定した通り番号の軸組をモニタで確認します。
木造壁量計算表を開く 木造壁量計算を開いたまま、木造壁量計算表を開きます。
表一括更新 木造壁量計算表に配置されている図、表を最新のデータに一括更新します。
計算書一括出力 確認申請、長期優良住宅申請に必要な図・表を自動レイアウトして一括出力します。
属性変更 データの属性を確認または変更します。
「表示」メニュー 建具表示 「専用初期設定:自動条件-耐力壁」の「平面図読込」の「建具」がOFFの状態で平面図を読み込んだ場合に、建具データを一時的に表示します。
X方向耐力壁線・区画表示
Y方向耐力壁線・区画表示
床・屋根・火打表示
耐力壁表示
耐力壁、耐力壁線、耐力壁区画、構面などの表示・非表示を切り替えます。
「ツール」メニュー 平面図読み込み 平面図から部屋線、柱壁などのデータを読み込みます。
表一括作成 基準法の図・表を一括配置します。
耐力壁配置チェック 耐力壁が柱をまたいでいないか、耐力壁が重複していないか、筋かい構造を含む耐力壁の長さが900㎜以上かをチェックします。
面積図削除 床面積設定で入力した全階の床面積と、見付面積設定で入力した全方向の見付面積を削除します。
木造壁量計算表Excel出力 木造壁量計算の表データをExcelに出力します。
性能表示モード
耐力壁モード
準耐力壁モード
床/屋根モード
伏図モード
データの表示を切り替えます。
準耐力壁等自動配置 壁と建具のデータを参照して、準耐力壁等(準耐力壁および腰壁等)を自動配置します。
準耐力壁等 準耐力壁等を入力、または削除します。
「壁量」メニュー 性能表示必要壁量算定表
性能表示存在壁量算定表
性能表示に関する必要壁量算定表、存在壁量算定表を作成します。
準耐力壁等倍率計算表
準耐力壁等存在壁量算定表
性能表示に関する準耐力壁等倍率計算表、準耐力壁等存在壁量算定表を作成します。
性能表示壁量判定表 性能表示壁量判定表を作成します。
「性能」メニュー 耐力壁線等自動配置 床・屋根構面、耐力壁線、耐力壁区画を自動配置します。
耐力壁線 耐力壁線を手入力します。
床・屋根構面自動配置
床・屋根構面
地震・風力に抵抗する床材・屋根材の平面的な骨組(構面)を自動配置、または手入力します。
床小屋伏図-火打読込
火打
火打(複数)
火打構面
火打材や火打構面を入力します。また、床小屋伏図に入力されている火打材をもとに火打を自動配置することもできます。
床小屋伏図-継手・仕口読込
継手・仕口
梁の継手・仕口の仕様を入力します。また、床小屋伏図に入力されている建物外周部の横架材の継手をもとに、継手・仕口を自動配置することもできます。
「床倍率」メニュー 床倍率判定表 平均存在床倍率が必要床倍率(耐震・耐風)より大きいか判定結果を確認します。
「接合」メニュー 床梁・小屋梁の継手・仕口判定表 耐力壁区画の必要接合部倍率より大きな存在接合部倍率の継手・仕口を自動設定し、判定を確認します。

木造壁量計算表

設定 木造壁量計算表の作成条件やレイアウトを設定します。
耐震等級設定
耐風等級設定
耐積雪等級設定
現在設定されている、構造に関する住宅性能の各項目の目標等級を表示しています。
「一括」メニュー 表一括作成(選択)
表連続作成
表一括作成(基準法)
表一括作成(性能表示)
表一括更新
「専用初期設定:表配置レイアウト-全」でパターンに登録した図・表を一括・連続配置します。また、図・表のデータをまとめて更新することもできます。
「基準法」メニュー 床面積図(基準法)
床面積表(基準法)
基準法の床面積の算定図と面積表を作成します。
床面積図
床面積表
性能表示の床面積の算定図と面積表を作成します。
見付面積図
見付面積表
見付面積の算定図と面積表を作成します。
必要壁量算定表
存在壁量算定表
壁量判定表
凡例
基準法に関する必要壁量算定表、存在壁量算定表、壁量判定表、耐力壁の凡例を作成します。
壁釣り合い図
側端部分床面積表
側端部分必要壁量算定表
側端部分存在壁量算定表
壁釣り合い判定表
基準法に関する壁釣り合い図、側端部分床面積表、側端部分必要壁量算定表、側端部分存在壁量算定表、壁釣り合い判定表を作成します。
柱壁伏図(基準法)
柱接合部判定表
接合部凡例
基準法の柱壁伏図、柱接合部判定表、接合部凡例を作成します。
偏心率算定表 偏心率算定表を作成します。
壁配置診断表 壁配置診断表を作成します。
平面図 壁量計算図面で耐力壁を入力した平面図を配置します。
丸め方法 必要壁量と存在壁量計算で使用する長さ、面積の丸め方法を作表します。
「性能」メニュー 準耐力壁等倍率計算表
準耐力壁等存在壁量算定表
準耐力壁等凡例
性能表示に関する準耐力壁等倍率計算表、準耐力壁等存在壁量算定表、準耐力壁等の凡例を作成します。
性能表示必要壁量算定表
性能表示存在壁量算定表
性能表示壁量判定表
性能表示に関する性能表示必要壁量算定表、性能表示存在壁量算定表、性能表示壁量判定表を作成します。
水平構面図
床倍率判定表
床組等凡例
水平構面図、床倍率判定表、床・屋根・火打の凡例を作成します。
床梁・小屋梁の継手・仕口判定表 床梁・小屋梁の継手・仕口の判定表を作成します。
柱壁伏図(性能表示) 柱壁伏図を作成します。
建物諸元 建物諸元を作成します。
木造壁量計算を開く 木造壁量計算表を開いたまま、木造壁量計算を開きます。
属性変更 データの属性を確認または変更します。

軸組モニタ

戻る ウィンドウを開いたまま、元のプログラムに戻ります。
モニタ再作成 モニタに表示されている軸組を再描画します。
通り番号変更 別の通りの軸組をモニタで確認します。
前の通りへ
次の通りへ
同じ方向の、前の通りまたは次の通りの軸組を表示します。
耐力壁編集 耐力壁の取り付け方向を変更します。
木造壁量計算から再取得 モニタで変更したデータを破棄して、木造壁量計算から軸組を再作成します。
木造壁量計算へ連動 モニタで変更した内容を木造壁量計算に反映します。
汎用図面へ書出 モニタに表示している軸組を汎用図面やファイルに出力します。
属性変更 データの属性を確認または変更します。