屋根伏図

平面図の部屋領域をもとに、屋根を自動配置します。下屋については、バルコニーを含んだ建物躯体を考慮して作成できます。

また、小屋裏換気、天井伏図の軒裏換気口を読み込んで、小屋裏換気口の有効面積の判定も可能です。

機能一覧

	設定	屋根シンボルの初期値や屋根の配置条件を設定します。
	計画図を開く	リフォームの現況図物件データのときに表示され、計画図物件データを開く、または計画図物件データを作成します。 ※リフォームについては、こちらを参照してください。
	参照現況図を開く	リフォームの計画図物件データの時に表示され、現況図物件データの図面を参照します。 ※リフォームについては、こちらを参照してください。
	屋根伏図入力モード母屋・妻壁入力モード	屋根伏図のモード（屋根入力と母屋・妻壁入力）を切り替えます。
	簡易	平面図の部屋領域から軒線と屋根を自動配置して、図面化を行います。
	屋根自動配置	軒線の形状をもとに、勾配や軒の出などの条件を設定して屋根を自動配置します。
「屋根」メニュー	屋根	領域を指定して屋根を入力します。
	屋根葺き替え	全階まとめて、または現在階のみ屋根仕上を変更します。
	軒線自動配置軒線上階区画	屋根の自動配置に必要な軒線と上階区画を配置します。
	庇自動配置庇	指定した範囲に含まれる建具だけに庇を自動配置します。また、個別に庇を入力します。
	パラペット自動配置パラペットパラペット（異形）パラペットくり貫きパラペット素材張替屋根フェンス	屋根にパラペット、フェンスを入力します。また、パラペットのくり貫きや素材の張り替えを行います。
	無落雪屋根自動配置スノーダクトスノーダクト移動	軒線をもとに、無落雪屋根を自動配置します。また、スノーダクトを配置して無落雪屋根を作成します。
	屋根寸法作成	屋根の寸法を作成します。
「屋根形」メニュー	片流れ切妻寄棟入母屋マンサードかまぼこそり・むくりユニット再作成	片流れ、切妻、寄棟、入母屋、マンサード、かまぼこ、そり・むくり屋根の決まった形状の屋根を入力します。
「パネル」メニュー	太陽光パネル一括配置	最大電池容量を超えないように、または方位を指定して屋根に太陽光パネルを自動配置します。
	太陽光パネル自動配置	指定した屋根に、オフセットと基準位置を指定して太陽光パネルを自動配置します。
	太陽光パネル	枚数を指定して太陽光パネルを配置します。また陸屋根には勾配を指定してパネルを配置できます。
	発電シミュレーション	太陽光パネルの予想発電量と予想売電量を計算して、太陽光発電による経済効果や環境効果をシミュレートします。
「シンボル」メニュー	棟のし瓦自動配置棟瓦のし瓦	指定した屋根に棟瓦、のし瓦を自動配置します。また、個別に入力することもできます。
	トップライト	屋根勾配に沿って、トップライトを入力します。トップライトの位置や開口タイプは、天井伏図の天井仕上にも影響します。
	ドーマ煙突	ドーマ（三角／五角／半円／片流れ）、煙突を入力します。
	妻壁自動配置妻壁	屋根線属性が「妻壁取合い」の屋根線に妻壁を自動配置します。また、個別に入力することもできます。
	化粧母屋化粧母屋（連続）化粧垂木妻側ななめ飾り	化粧母屋、化粧垂木、モール、妻側ななめ飾りを入力します。
	モールモールカット	建物外周部にモールを自動配置します。また、個別に入力することもできます。
	小屋換気口棟換気口	角型（四角形または五角形）、円形、ヤギリの小屋換気口、棟換気を入力します。これらは、小屋裏換気口の判定にも使用されます。
	カマボコS ドームS	カマボコ形状、ドーム形状のシンボルを入力します。
「排水」メニュー	樋自動配置	屋根線属性が「軒先」の屋根線に軒樋、2つの軒樋の端部が接している箇所には曲りを自動配置します。
	軒樋	屋根線属性が「軒先」「けらば」の屋根線に軒樋を入力します。
	曲り	2つの軒樋の角に曲りを入力します。
	はい樋	はい樋を入力して、集水器・竪樋と接続します。
	集水器1 集水器2 集水器移動	軒樋に集水器を入力して竪樋と接続します。
	縦型ドレイン横型ドレイン	縦型・横型のドレインを入力します。
「汎用」メニュー	水平面鉛直面台形面傾斜面つみき	水平面、鉛直面、台形面、傾斜面、つみき（直方体、柱体など）の汎用シンボルを入力します。
	自由鉛直面	水平面などの汎用シンボルでは表現できない、自由形状の鉛直面を入力します。
	自由押出形状	特殊な断面形状の廻縁やモール、手摺などを入力します。
	汎用開口	鉛直面、傾斜面などに汎用開口を入力します。
	汎用積算シンボル	図面データから拾えない数量（仮設工事や解体工事など）を、手間なし積算・数量拾いに計上したいときは、汎用積算シンボルを入力します。
	積算パーツ	図面に個数、長さ、面積、体積タイプの積算データの図形を入力して、手間なし積算・基本積算に計上します。
「区画」メニュー	小屋裏収納区画	屋根形状と、検討する小屋裏収納の形状から、小屋裏に配置可能な収納スペースを求めます。
	増築区画改築区画増改築区画確認	増改築を行う場合、増築区画、改築区画を入力します。
「部品」メニュー	3Dカタログモード時住宅設備装飾パーツ・素材	3Dカタログのマスタに登録されている部品を入力します。
	Archi Masterモード時屋根その他	Archi Masterのマスタに登録されている部品（AM部品）を入力します。
	ZERO専用マスタモード時 3D部品（屋根） 3D部品（共通）	3D部品マスタに登録されている3D部品を入力します。
「リフォーム」メニュー ※リフォームについては、こちらを参照してください。	リフォーム指示	追加した建具や部品、「属性変更」等で仕上を変更した箇所に、リフォームを指示します。
	リフォーム編集＋指示	リフォーム後の仕上げの仕様等を設定します。自動的に、リフォームする箇所として指示されます。
		屋根葺き替え	屋根の葺き材の仕様を設定します。
	リフォーム指示解除	リフォーム指示した箇所を取り消します。仕上の仕様等は、変更後のままです。再度、指示するには「リフォーム指示」でリフォームする箇所を指定します。
	積算パーツ	個数、長さ、面積、体積タイプの積算データの図形を入力して、手間なし積算・基本積算に計上します。
	既存部分ハッチング	リフォームする部分としない部分が明確にわかるように、リフォームしない部分にハッチング描画、または塗り潰します。
「性能」メニュー	天井面積区画自動配置天井面積区画天井面積区画図天井面積区画表	小屋裏換気口の判定で使用する天井面積区画を配置します。
	軒裏換気口読込換気グループ設定小屋裏換気口判定表	小屋換気口、軒裏換気口（天井伏図）、棟換気、棟瓦の換気口の有効面積を計算して、小屋裏の給排気を判定します。
	防犯開口	ドーマ、トップライトに対して、建具の侵入防止対策がとられているかチェックします。
「編集」メニュー	屋根線属性設定屋根線個別変更	屋根の配置状態から、屋根線を自動設定します。また、屋根線1つ1つ属性を確認しながら個別に変更することもできます。
	勾配基準線変更屋根高さ変更（3点）屋根高さ合わせ	屋根の勾配基準・勾配の変更、屋根の高さ変更、隣り合う屋根の棟の高さ合わせを行います。
	高さ一括設定	棟瓦、のし瓦、トップライト、ドーマ、煙突、化粧母屋、化粧垂木などのシンボルを屋根の高さに合わせます。
	寄棟・切妻変更	屋根の一部を寄棟または切妻の形状に変更します。
	軒の出・けらばの出変更	移動量と変更箇所を指定して、屋根の軒の出、けらばの出を変更します。
	棟作成棟移動棟伸縮棟瓦伸縮	折り返し屋根、への字屋根、ドイツ屋根などを作成するために、棟の作成、棟の移動、棟の伸縮を行います。
	特殊屋根編集	モニタで屋根形状と斜線を確認しながら、屋根を編集します。
	交線補助線等高補助線専用補助点線屋根－高さ計測高さ－勾配計測	指定した位置の屋根の高さ、勾配、2つの屋根が交わる位置を求める、また樋関連に補助点・補助線を入力します。
	屋根属性一覧	屋根の属性（屋根仕上、構造、勾配、軒高、軒先厚など）を一覧表示して、確認や変更を行います。
	図面化	データの重なりを処理し、「専用初期設定：図面作成条件」の条件で描画しなおします。
「チェック」メニュー	建物チェック	配置図、平面図、天井伏図、屋根伏図に対して、図面と構造的に問題ないかをチェックします。
	パッシブデザインチェック	設計したプランがパッシブデザインの要素が取り入れられた間取りとなっているかをチェックします。
「パース」メニュー	全範囲で開く条件を設定して開く既存データ読込	パースモニタで、平面図、屋根伏図、天井伏図、配置図で入力したデータの立体を確認します。
	断面モニタ	切断位置を指定して、建物の断面をモニタで確認します。
	属性変更	データの属性を確認または変更します。
「表示」メニュー	屋根目地表示	屋根目地の表示・非表示を切り替えます。
	増改築区画表示	増築区画・改築区画の表示・非表示を切り替えます。
	天井面積区画表示	天井面積区画の表示・非表示を切り替えます。
「ツール」メニュー	部材重複チェック	部品同士が重複していないかをチェックします。
	建材マスタリンク切れチェック	図面に配置されているArchi Masterのアイテム（AM素材・AM部品・AM建具）が、お使いのArchi Masterに登録されているかをチェックします。
	目地基準再設定	平面図で設定されている目地原点の位置で、妻壁・パラペットの外壁仕上の目地を再設定します。
	部品積算情報再取得汎用積算シンボル積算情報再取得	部品の積算情報、汎用積算シンボルの積算情報を、マスタで初期化します。